日々好日

さて今日のニュースは

諫早開拓問題会談で長崎県知事憤激す

2010-12-21 09:56:23 | Weblog
国営諫早湾開拓 の排水門常時開放を命じた福岡高裁判決の上告ギリギリで
菅総理と中村長崎県知事とトップ会談が行われました。

長崎県は何の申し入れも無く政治決断で上告しない事を決めた菅政権に強い
憤りを感じ鹿野農相の面会要請も拒否し官邸に乗り込んで直談判となった。

菅首相は漁民にも農民にもまた防災にも配意した開門が可能と丸で夢の様な
話しで政治決断の正当性を強調したと言う。

是に対し当然長崎県知事はそんな夢の様な事が出来る訳がない菅総理は何も
「分かっとらん」と怒り心頭に達すとの状況だったとか。

その通りです。

今回の國の上告断念で全て有明海が元に戻ると手放しで喜んで居る漁民ですが
ご存じの様に諫早開拓が大きな要因の一つで有るかも知れないが、他にも沢山
の要因がある事は恐らく皆が承知して居る事です。

これで國の公共事業の害毒を宣伝しあわよくば多額の漁業補償をせしめようとの
魂胆がないとは言えません。

その犠牲になったのが長崎県であり開拓地営農者や開拓地沿いの住民です。

國は5年間の長い年月をかけて段階的検査開門でその影響を調べると言うが
それで一体何が分かると言うのだろうか?

有明海全域で潮流れとか状況調査を行うのが本当の様な気がします。
この前の小規模調査で何が分かったのだろうか?

開拓地周辺限定の調査で出て来るのは開拓地の影響でしかないのは当然です。

この開拓地水門開放でもし被害が出たら判決を出した高裁判事や漁民それに
菅首相はどう責任をとって呉れるのでしょうか?

恐らくこれから莫大な水門開放対策費と漁業被害補償費が我々の税金から支出
されるでしょう。

あれだけはっきり菅首相は言明したのだから、もし被害が出たらきっと間違い
なく全ての責任は取って呉れる事でしょう。

其れを我々長崎県人は期待して居ます。

一兵卒に負けた党首

2010-12-21 09:19:05 | Weblog
国民不在の民主党の権力争いと言われる小沢氏衆院政倫審招致問題は
昨日菅首相と小沢氏の会談が行われました。

結果は初めから判って居た事、小沢氏は衆院政治倫理審査会出席を、
にべもなく拒否しました。

民主党代表で首相である菅氏からの依頼を拒否した事は異常な事と
言うべきでしょう。

今や一兵卒と称する小沢さんの前では代表の肩書きが何の意味もなく
なったと言う事は、即党首を辞めるに値する事ではないか?

民主党執行部は野党が請求して居る証人喚問に応じるのも選択肢と
エスカレートして居るとの噂さえ出だしたとか。

野党の力を借りてまで小沢氏追い落としを図りたいらしい。

この様な国民不在の民主党政権の権力争うを毎日書きたくはないが
残念ながらこの問題が大きな問題として扱われて居る以上避けて
通れない状況です。

もう完全に民主党政権に対し国民は冷めた感じになって来て居ます。

民主党はいまや一つの政党として形をなしていない状況になりつつ
有ります。

これでは経済界の大物が画策する、小沢氏抜きの民主党と自民党との
大連合が夢でなくなるかもしれませんね。