日々好日

さて今日のニュースは

菅内閣の命運は尽きたのか?

2010-12-07 08:23:04 | Weblog
前の臨時国会は参院での仙谷官房長官等の問責決議可決で紛糾
無理矢理閉会として来年の通常国会へ全て問題先送りとしました。

あるマスコミの世論調査では菅内閣の内閣支持率が遂に20%
近くまで落ち込んだとの報道がなされて居ます。

将に内閣のデッドラインに達し瀬戸際まで追い込まれた事になる。

残された手段は内閣改造か衆院解散によるやり直ししかないと言う
人さえ出てきました。

かって自民党政権時代に阿部内閣が急激に内閣支持率低下してしまい
思い切って内閣改造に踏み切ったら15ポイント程上昇した例がある
が菅総理は内閣改造は考えてなくて、閣僚も党も心を一にしてこの場
を乗り切る意志を表明したが、共闘の含みを残した発言もしました。

果たしてそんなに甘い事で納まるか疑問です。

党内でも盛んに雑音が出て来ました。

先日は鳩山前総理がテレビに久々現れ今の政局は荒れ模様と天気予報
に喩えて茶化す始末です。

中には仙谷官房長官をバッサリとの極論さえ出て居るとか。

内閣改造位では収まりが付かない状況と言う事は菅総理が一番感じて
居るのではないか。

と言ってみすみす負け戦と判って居る衆院解散をする度胸は無いでしょう。

差し当たって来年の通常国会にに向け比較的戦略共闘の組みやすい社民党の
抱き込みにかかりました。

今までは公明党との共闘に望みをかけて居たが公明党が党内から強い打倒
管政権の声が起き自民党と足並みを揃え対決姿勢を露わにしたので断念し
方針変更の様です。

処がドッコイ前の民主党政権との連立でイタイ目をあった社民党早々簡単に
応じる訳がありません。

民主党政権が武器輸出解禁見送りを匂わせても首を縦に振りません。

社民党は沖縄基地問題で国外移転の姿勢をあくまで崩さず妥協の余地は余り
無い様子です。

全てが手詰まりの菅政権にとって来年の通常国会をどう対処する積もりか?

もう菅内閣の命運は尽きたと言う者さえ出て来ては救いようがないのでは?

私としてはもう一がんばりして政局を立て直して貰う事を希望します。