日々好日

さて今日のニュースは

2011年度国債発行額は過去最大

2010-12-23 09:50:38 | Weblog
政府が策定する2011年度国債発行計画は、新規国債と借換債等の発行総額が
過去最大の170兆円以上になると予想される事が判明したと言う。

財務省によれば借換債は昨年度より12兆円以上多い114兆円になる見込みとの事。
財政投融資の財源になる財投債は15兆円。
2011年度一般会計予算の新規国債発行は44兆円以内に留める。

なお借換債や財投債発行計画は最終的に変動する可能性があるので恐らく170兆円
の枠内に嵌るのでと予測されると言う。

しかし来年度も税収以上の国債発行で國の予算を賄うと言う事態がこの暫く続く事
になるがこのまま続けばいずれ破綻は免れない状況です。

國の国債発行による借金額は800兆円とも900兆円とも言われて居て最早國の
財政では返せない額にまで膨れ上がっています。

国民の貯蓄が幾ら1000兆近く有るからと言う言い訳は最早通らない様な状況で
有るに拘われず国民はそれを少しも知ろうとしない恐ろしさがあります。

日本もやけのヤンパチで派手にお金を世界にばらまく事を辞めてここらでケチに
徹して慎ましい國になってはどうか?

少しはケチの見本みたいなな中国やロシアを見習ったらどうでしょう。


参院選挙制度見直しか?

2010-12-23 08:20:02 | Weblog
今回、西岡参院議長が「1票の格差」是正に向けて参院選挙制度見直しの試案を
提示しました。

是までの都道府県単位の選挙区を廃止して、全国を9ブロックに分けて人口比例
により比例代表の議席を配分する。

比例代表は非拘束名簿式を採用する。

定数は現行通り242議席とし削減は今後検討とする。

「1票の格差」は1・15倍以内とす。

年明けから議論を本格化し来年通常国会で公職選挙法改正成立を目指す。
なお実施は3年後の次期参院選からとする。

因みに西岡試案のブロックと議席数は下記の通りです。

北海道(12)。東北(18)。北関東信越(22)。南関東(44)。東京(24)。
中部(32)。関西(40)。中国四国(22)。九州沖縄(28)。

なお民主党としては参院定数を200として衆院比例ブロックと同じく11選挙区
にする案が検討されて居ます。
(中国四国と九州沖縄をそれぞれ別に切り離して居ます)

ここで今回の試案のおおきな特色となる非拘束名簿式ですが、是は今まで政党名が
記載された票のみが政党獲得票となって居たのをさらに個人名で記載されたものも
政党獲得数にカウントし今までの政党の発表順位でなく個人得票数で決定します。

その政党の獲得票数は個人得票順位に従い案分されます。

これで発表順位の問題は解消されるわけです。

今回は格差是正を優先し定数削減は後回しの試案である事を強調されています。

参院選の1票格差に対する各党の取り組みは其れぞれ特色を出して競い合って居ます。

ただ、社民党は当初参院選で採用されて居た、全国区の比例代表制の復活を熱望しこの
試案等には批判的立場をとって居ます。

因みに衆院選は戦後中選挙区制度から小選挙区制と比例代表制併用した制度を採用しています。

小選挙区議席300と比例代表議席180で両方重複立候補制が取られ国民の選ばざる議員が
当選して問題があるやに思います。