大飯原発３号機いよいよ今日から起動

福島原発事故以来現在５０基の原発の原子炉は停止したままでした。

第一次安全基準テストをパスした原子炉の中で特に要望が強かった
大飯原発３・４号機再稼動について、大量電力消費地の大阪市長
の賛同で大きく事態が変わりました。

政府は完全な安全基準は存在しない、あくまで暫定的安全基準を
適応し、国民生活のため苦汁の選択をした。

一応再稼動に踏み切ると宣言した。

ただ肝心の安全対策は先送りされ、橋下大阪市長は此の夏限定と
言って居るが、限定的原子炉の稼働なんてあるはずがなく、此は
あくまで停止中の原発再稼動の突破口と見るのが至当の様だ。

此を受けて市民運動家や脱原発運動家がツイッターやフエイスブック
等ＳＮＳで呼びかけて、首相官邸周辺は数千人の反対抗議で大騒動に
なって居る模様。

電力不足は死活問題と捉える中小企業関連や産業経済界。

お互いの立場で譲れません。

今回今日から大飯原発３号機の原子炉が起動し明日にでも核分裂連鎖
反応が持続する臨界に到着し早ければ４日には送電を始めて８日には
フル稼働に入る模様です。

これで１１８万ＫＷが常時発電可能となりますが、心配事も続出して
居る模様です。

再稼動準備中の外部電源の監視設備で異常を示す警報が作動するトラブル
発生して居た事も判ってきました。

政府や関電・福井県等が特別監視体制をとって現地で大飯オフサイトセンター
を設置して監視体制は強化して居るが正直な処大丈夫かと中半心配ですね。

野田首相堪忍袋の緒が切れたか明日にも処分か

消費税増税法案を巡る騒動はとうとう小沢氏の法案理解が取り付けられず
野田首相最後の決断の時が来たようだ。

小沢グループは今尚法案の撤回を求めて居るが、此は完全に拒否に合い
輿石幹事長からも撤回はあり得ないことを明言され、対決姿勢となる。

どうも近いうちに離党新党結成へと移る準備に取り掛かる模様。

野田首相は、最後まで望みを捨てないで説得して居た様ですが、とうとう
集団離党・新党結成の動きを止めない小沢氏に、堪忍袋の緒が切れたのか
明日小沢氏に対する処分案を提示する考えを示しました。

此で完全に民主党は分裂不可避となりそうです。

野田首相は小沢氏の言う増税先行は、あらゆる改革が求められているので
同時進行で行う必要があり、先送りする余裕は最早ない。

三党合意に基づき今国会であくまで法案成立に向けて努力する事を表明。

同じ政党で消費税反対と云うからには離党すべきで共に政党に留まるのは
オカシイと断言し、造反議員の処分は明日開かれる党役員会で党のルール
にのっとって厳正な処分を明言しました。

しかしあくまで挙党一致で動く輿石幹事長と、徹底処分を主張する執行部の
一部・穏健な処分を臨む中間派の狭間でどの様な処分が下されるか？

何か結論は初めから判って居る様な気もしますね。