日々好日

さて今日のニュースは

久々の森元首相快刀乱麻

2012-07-16 09:33:53 | Weblog
政界では今も陰の実力者として自民党の森元首相が存在します。

今回産経新聞の「短刀直言」と言うコラムで久々胸の内を披露。

野田首相は良くやって居る、今回の三党合意に漕ぎ着けたのは
上出来で、万感の思いだと褒めて居ます。

それに引き替え小沢氏は竹下内閣時代は、官房長官として消費税
導入の旗振り役で、細川内閣時代は福祉税創設で動き、福田内閣
の時は自民・民主の大連立で消費税増税を持ちかけて来た本人が
何故今回は消費税増税反対に回るか解せないと述べて居るとか。

又菅政権時代は自民党が不信任案を出せば自分達も乗るから
その時は民主・自民の大連立を持ちかけて来たのは誰だった
かと、現在の三党合意を貶す小沢氏を批判して居ます。

獅子身中の虫である事は誰もが認める事で、やがて巨像も
倒す力がある事を皆恐れて居る様です。

また民主党が公明党の要望を入れて選挙制度改革に一部連用制
導入に対しては1票の格差是正とは反対の事で絶対容認出来ない
と主張しています。

確かに小中政党には有利でも大量の国民の意思が抹殺される
連用制導入には少し問題がある様だ。
現在の選挙制度改革は元の中選挙区制復活がベターだと力説す。

また今話題の政界再編問題では、部分連立のパーシャル連合が
一番最良ではないかと述べた。

自民党総裁として次期総理候補は石破前政調会長・石原幹事長・
町村元官房長官・阿部元首相それに谷垣現総裁等の名を挙げて
居る。

この様の弱体化した民主党の政権の中で、仲々自民党待望論が
沸いて来ない事への苛立ちも、見受けられる論評とも思われる。


世論調査小沢新党期待せず81%内閣不支持60%

2012-07-16 08:41:52 | Weblog
毎度世論調査結果ですが、今回は共同通信の全国電話世論調査結果報告です。

注目の「国民の生活第一」の小沢新党に対し期待してないと回答したのが、
81%と殆どの国民が期待して無い様で、期待して居るはたった16・8%。

此までの小沢氏の結党の末路から見て、また今度の新党結成が民主党に居ては
政治生命が危ないからと言う新人議員が、大半を占めて居ると言う事を国民は
見逃して居ません。

野田内閣支持率は、前回6月に較べ5・7ポイント増の60・0%でした。
しかし不支持率は28・1%と前回に比べ減少して居ると言う奇妙な結果です。

政党支持では民主党は15・4%で前回より1・7ポイント減。
自民党は、前回に較べ4・3ポイントも激減で17・8%。
自民党が依然として政党支持では優位ですが、トバッチリか支持率激減。

当然政界再編の問題が浮上、38・8%が政界再編で新しい枠組みを希望。
前回より4・7ポイント増でした。

自民党中心は16・3%。民主自民中心は19・8%と共に前回より減少。

大飯原発再稼動では反対と回答したのが51・9%で賛成が40・7%。
国民も大変迷って居る様です。

消費税増税に対しても反対55・2%。賛成43・4%です。
前回に比べ反対が2・3ポイント増。賛成が1・2ポイント減。
此方も国民は迷って居るが徐々に反対が増えて居る事が判る。

消費税増税法案が今国会成立に反対が57・9%もあって賛成が36・7%
と今国会成立には慎重な回答が多かった様だ。

問題の解散総選挙は出来るだけ早くが36・8%と前回より少なくなって居る。
逆の今秋以降が24・3%と3・8ポイント増えて居ます。
政界は今すぐにでも解散総選挙が行われる様な噂が流れて居るが国民は余り
其れを望んで居ない様だ。

任期満了の来年夏の衆参ダブル選挙を望む回答が31・5%も有った事からも
推定出来そうです。

機はまだ熟せずですか?