選挙制度改革はどうなる？

小沢グループ民主党離党し新党結成は１１日と決定しいよいよ
民主・自民に継ぐ三大政党が出来る様だ。

一時は離党後２名程が撤回したが、今度は２ケ月の党資格停止
を言い渡された居残り造反者一人が離党・新党参加を表明した。

どちらに行っても先のない話しで迷うのも理解出来る。

小沢新党が一番困るのは新党結成と同時に解散総選挙ではなか
ろうか？

新党結成は国民からは支持されて居ないのを一番知っているのが
当の本人です。

本人は消費税増税には国民の大半が反対なので賛成して呉れるだろう
と踏んで、それに原発再稼動反対を唱えれば国民の支持は得られると
見て居る様だ。

国民は其処までは甘くない様です。

ましてや此までと同じ様にどうせ壊す新党等を誰が信用しますか？

新党結成に向けて新党名や代表・選対委員長等早急に決められて居る
ようです。

来週水曜日新党結成され旗揚げされるとの事ですが大半は１年生議員
の経験不足の議員が占め果たしてどれだけの活躍が期待出来るか？

処で公明党頼みで単独で出した選挙制度改革法案は、比例代表連用制
導入に反対の自民党のため民主・公明では過半数に届かず潰れそうだ
との予想が立てられて居る。

今回の民主党が選挙制度改革で単独提出した法案は、１票格差是正・
比例定数削減・比例定数の一部に連用制導入と言うのが柱です。

小選挙区ゼロ増５減は自民党も了承ですが、比例定数と一部連用制の
導入はどうしても認められない事で反対を表明しています。

民主党は公明党の連用制導入で民主・公明だけで法案成立を図って
居たが今回の離党で脆くも崩れた様だ。

此では民主党がミエを切った「身を切る改革」は不可能になりそうだ。
一体選挙制度改革はどうなるのか？

また一時の泡となって消えてしまうのだろうか？