日々好日

さて今日のニュースは

中国新体制何を考えて居るのか?

2013-03-17 08:17:40 | Weblog
中国で開かれて居る日本の国会の様な機関「中国人民代表者会議」全人代と略称される会議で
先般習近平氏が正式に国家主席を任命され、温家宝首相の後任に「李克強」副首相が昇格任命
されました。

全人代は同時に副首相4名。副首相クラスの国務委員5名。各閣僚人事を承認しました。

新外相には元中日大使で知日派の王毅氏が抜てきされた。
楊前外相は外交担当の国務委員に昇格。

李新首相を支える副首相は党序列7位の張高麗氏。女性の劉延東氏。王洋氏。馬凱氏が就任。
国務委員は楊氏・楊晶氏・常万全氏・郭氏・王勇氏の5名が就任。
主要閣僚には王外相・徐国土資源相・楼継偉財務相・高虎城商務相等が就任した。

中国の政治機構は仲々理解しづらい点が多い。

まず日本の国会に当たる中国人民代表者会議は一院制で毎年3月に1回開催されます。
  
各省・自治区・直轄市・特別行政区の代表・軍代表等3000名が出席して開かれます。

構成員の70%は共産党員である。

国家中央軍事委員会・最高人民法院・最高人民検察院この行政権・司法権・検察権を
統括する国家最高機関です。

此処で云う各省とは山東省・福建省等と言う中国の行政単位です。

中国には23省(その内には台湾も含む)・5自治区・4直轄市・2特別行政区があります。

中国では其処の代表が年1回集まって国の方針を決める事となって居ます。

謂わば全人代は中国の今後1年間の政治の舵取りを決める大会ですね。

一応外相には前中日大使の楊氏を起用して居る事は、対日対米関係の改善を図る方針の様にも
見えますが、なにせししたたかな中国の事ウカウカ出来ません。

北朝鮮の核開発問題等でも、何だか態度がハッキリしません。

日中問題の尖閣諸島問題や大陸棚問題・海軍力の拡張等両国で話し合う事は山積して居る様ですね。


中国の新体制は一体何を考えて居るのでしょうね。

今ひとつ予測が出来ない不気味さが感じられてなりません。