日々好日

さて今日のニュースは

地価下落の鈍化をどうみるか?

2013-03-22 09:47:02 | Weblog
国土交通省は今年の公示地価を発表しました。

此によると全国平均で住宅地がマイナス1・6%。商業地がマイナス2・1%5年連続で」
下落しています。

ただここ3年間に下落巾が縮小し、地価が上昇した住宅地と商業が1976点もあることが
判明しました。

安倍政権に代わりアベノミクス効果で速やかに出て来るのが地価や固定資産と云われるだけ
に地価上昇の転機と見られて居ます。

東北震災地復興で土地需要の高まりを始め全国で土地需要の高まりが見られ都道府県の住宅地
商業地地価下落に歯止めがかかったにではと云われて居ます。

住宅需要は堅調で商業地にマンション建築が進んで居る。

大都会では耐震性の大規模オフイス等に集約が進み建て替え等の活発化して来て居るとか。

全国2013年度公示地価一覧はそれぞれの地方で新聞で報じられて居る様ですが、全国的に
みればまだマイナス地点が多いのではないでしょうか?

全国最高は東京千代田区丸の内2丁目「丸の内ビルディング」と銀座4丁目「山野楽器銀座本店」
が共に1平方当たり2700万円だったと云う事です。

一方南海トラフ巨大地震で津波被害が想定される神奈川県から高知県の大平洋沿岸地域は内陸
より地価の下落が目だったとの事です。

此処にも地震災害の影響が出て居る様ですね。

日銀総裁白から黒になり大胆金融緩和強調

2013-03-22 08:52:16 | Weblog
アベノミクス推進に欠かせない、前年比で物価上昇率目標2%達成が至上命令で
就任した黒田日銀新総裁が記者会見を開きました。

此までの白川日銀総裁は日銀の独自性を曲げず政府からデフレ脱却の遅れの全責任
を押しつけられて叩かれて辞めました。

今回の黒川新総裁は大胆な金融緩和は出来る事は何でもやる、2年以内に2%の
物価上昇率目標は達成出来ると強気の姿勢を示しました。

日銀は4月の定例金融政策決定会合で早々と国債購入拡大等の追加金融緩和に踏み切る
ものと思われます。

又償還期限が長い国債・社債等の買い入れ対象拡大。
日銀が2014年予定の「無期限買い入れ」前倒しの検討。

等の強行策を決断した様だ。

此に対して日銀の国債買い入れ拡大は政府の財政赤字の穴埋めとみなされ、市場は政府に
償還能力がないとみて国債の投げ売りを誘発しかねないと言う懸念が生まれて居る。

此は国債価格の急落で国家財政の破綻を招く恐れがあると言う説も出てきた。

又長期国債の買い入れ拡大は、それだけリスクの拡大になる可能性もある。

この大胆な金融緩和は一歩間違えると大変な事を引き起こす可能性があるとも云えます。

インフレ覚悟でかからなければ、永久にデフレ脱却は無理だとの見解で対処するとの事ですが
またインフレでバブルを作り出し弾ければどうなるのだろうか?

我々庶民にとっては悪性インフレだけはゴメンだと云うのが本音です。

収入が少ないのは困るが、物価が安いデフレの方がどちらかと云えば暮らし易い感じがする。


日銀総裁が「白」から「黒」に代わり、犯罪上では余り良い事には使われないが、出来れば
その様な事にならない事を祈りたい。