日々好日

さて今日のニュースは

反対押し切りオスプレイ沖縄追加配備完了

2013-08-04 08:28:01 | Weblog
米軍は安全性に問題がありと云われる新型輸送機MV22オスプレイを24機沖縄に配備
すると云う日本政府との合意の許、強行配備しました。

当初沖縄配備で日本国中の上空を訓練場とする事から一旦事あれば臨戦態勢が出来る様に
計画された様です。

この新型輸送機オスプレイは米軍のCH46中型輸送ヘリの後続機として昨年10月に沖縄
普天間基地に12機配備され早速訓練開始されて居ます。

今回のオスプレイ12機普天間飛行場追加配備で全て完了となった。

このオスプレは米海兵隊の主力兵員輸送機と位置ずけられたもので、主翼両端のプロペラ
の角度を変える事でヘリの様に垂直離着陸が出来、固定翼機並みの速度で長距離飛行が
可能と云う大変スグレものです。

次世代大型輸送機として大変期待が高く日本でも自衛隊に導入を検討して居ると云う機種
でもあります。

ただ垂直離着陸から平行飛行に移行する時機は不安定になりやすく相当の操縦技術が要求
されます。

此まで飛行訓練中や実戦参加中に何回も墜落事故が起き、「後家さん製造機」と陰口を
叩かれる程悪名高い新型輸送機です。

機種そのものに問題があるのではと云われたが関係者は強く否定しあくまでパイロットの
操縦ミスで押しきって居ます。

米軍関係者は、高い操縦技術の取得で操縦に慣れて来れば、墜落事故は皆無となり大変
効率の良い輸送機と自負して居るとか。

なおこのMV22を空軍仕様にしたのがCV22オスプレイだそうで、沖縄嘉手納基地
や東京横田基地への配備も検討されて居ます。

現在オスプレイの飛行訓練は違反飛行が指摘されるが、米軍は聞く耳は持たないと全く
無視されて居る模様。

此で日本は真の独立国と云えるのか?

政府は米軍から守って貰って居ると云う負い目で何も言えません。

今や何を遣られても文句云えないと云う無力感が、沖縄のみならず日本国中がそうなって
行くのがオソロシイ。

脱デフレ金はダブついたが、肝心の中小企業は借りて呉れない

2013-08-04 07:14:37 | Weblog
安倍政権は日本経済再建は兎に角デフレ脱却と日銀に大胆な金融緩和を強要して市場に
金をバンバンばらまきました。

お陰で此までの円高がウソの様に円安となり輸出も伸びて株高を呼び日本経済もやっと
日の目を見る程になりそうですね。

処がこの円安・株高の恩恵を受けるのは一部大企業や富裕層で、日本経済を蔭で支える
中小企業まで廻って来ません。

そこで金融庁は金融機関に対して、市場に有り余ったお金を中小企業への貸出しを
せかしました。

金融庁はもっと設備投資や、成長分野の企業促進を狙うが、中小企業は円安が反対に
足かせとなって資金需要はまだ弱い。

貸出し先で増えて居るのは、大企業・地方公共団体や富裕層で、中小企業はまだ設備投資
まで手が出せない状態です。

地方銀行で大きなウエイトを占めて居るのが、地方企業ですが、アベノミクス効果はまだ
ここまで浸透して居ない様で、下手すると共倒れの危険性すら有ります。

経営が不安定な中小企業への融資はリスクが多すぎて貸したくも貸せないと云う処。

特に銀行はリーマンショック以来金融機関の財務の健全さを示す自己資本規制が強化され
無理は出来ません。

金融庁が幾ら旗を振ってもそう簡単に応じる事は出来ないのが現実の様だ。



其処で政府は地域中核企業の再生を支援する官民出資の「地域経済活性化支援機構」を
設立して、地方銀行と連携して資金・人材両面で支える事としました。

金融庁は中小企業庁と連携し「個人保障」に関するガイドラインを策定する事とした。

これは経営者は金融機関に経営情報を正確に開示する事を求め、一方金融機関には
担保を土地・建物だけに頼らない融資姿勢を求めて居ます。

例えば牧畜家への融資を飼育する牛・豚を担保に貸し付けると云った方法です。

ただ此には相当リスクを考慮する必要がありそうですね。