あるアンケートでは6割が不要と回答したとの事ですが、この設問は大変微妙です。
こういった集まりが苦手の私は反対ですが、人の絆を大切に思う人にとっては忘年会は絆を強めて
確信する、うってつけの機会なんでしょう。
近年人との交流が希薄となって来て、色々トラブルも起きて居ます。
これはお互いが相手を理解しないで、我を通そうとする事から生じる事が多い。
そう言った意味では年末お互が、胸襟を開き話し合い理解しあう絶好の機会とも云えます。
人は1人では生きて行けません。
お互いが支え合って此の世は成り立っています。
特に狭い日本では協調と共生が求められます。
お互いが我慢しあって、生きて行く、これが日本での一番の生き残り方法です。
学校教育も天才教育より共同生活が出来る人ずくりに専念しています。
アリさんの様に、黙々と働く国民が国家の理想です。
企業が求めるのもそう云った人材です。
従って絆を強める忘年会等には企業も國も大賛成ですね。
この流れに乗って飲食店関係は益々忘年会開催を勧誘する。
お陰で年末は忘年会スケジュールで一杯と云う御仁も出てきます。
ボーナスの大半は忘年会につつぎ込む人も居ると言う。
こう云った人には忘年会は大切なものでしょうね。
しかし保身のためとか、義務感でイヤイヤながら参加する人も多いと思います。
リタイヤした私には忘年会は無縁な事で、偽らざる本心はどうでもよい事と思えてならぬ。