日本の学術会は、前大戦の反省から軍事研究とは間を置いて来たが、この頃おかしくなって
来て居る。
今年の8月防衛省は國の安全保障に役立つ技術開発を大学に研究を依頼する支援制度導入
を発表しています。
防衛に役立つ研究をテーマーを設けて大学に向け公募を始めると云う。
初年度10件程度で1件当たり3年間で最高年間3千万円を支援すると云うシステムです。
元来科学は人類の平和のため研究されるべきもので人殺しのための科学は邪道との説が強い。
ましてや大学は真理追究の場人類の幸福のために軍事に関わるべきではないとして来た。
処が大学も國の費用削減のあおりで研究費が大幅削減された。
大学側も体裁のよい事ばかり云って居れない立場に追い詰められた。
其処を狙っての大学での軍事技術開発支援制度導入なんでしょう。
処が今回何と、15年前から日本の大学が米軍の軍事技術開発の研究で莫大な資金援助を
受けて居た事が暴露されました。
少なくとも日本の大学12大学と機関と研究者に2億円を超える資金援助がなされて居る事が
暴露された。
大学ばかりでなく研究機関と研究者も米軍の軍事開発研究に協力して居た事が明らかになった。
米政府は26の大学等の研究機関や研究者に150万ドル邦貨換算で1億8千万円を提供したと
と公表しました。
この内はっきりした12の大学総額は2億2646万円と判明し残り14大学等の研究機関は
文書保存期間切れで確認出来ないとの事です。
在日米軍司令部は日本の大学に陸軍や空軍のための軍事研究依頼し資金援助をして来た事
を認めたそうです。
東京工業大学の1億680万円を筆頭に、埼玉大学2177万円など12の大学の支援額が今回
明らかにされました。
一体どの様な研究をして居たのでしょうね。
大学もカネさえ出してくれれば、何処の國であっても協力するのでしょうか?
そこまで研究費に困って居るのでしょうかね?
大学も経営ですから最後はカネである事には違いないのですね。