日本の鉄道は元来1・067メートルの狭軌であるが、是では大量輸送には適せずまず一部私鉄が欧米
並みの広軌1・435メートルを採用した。
JRも時代の要請に添って新幹線は広軌を採用としました。
処が全てを広軌にすれば莫大な費用がかかる事で、在来線利用のスーパ特急ミニ新幹線と云う妙案を
ひねり出して色々工夫して山形新幹線や秋田新幹線がうまれた。
現在はフル規格の新幹線と何等代わらず東北新幹線と接続し東京から直結され運行されて居ます。
是とは別に在来線の狭軌と新幹線の広軌を自由に走行できる列車フリゲージトレインがJR夢の車両と
して浮上してきた。
しかしその開発は意外と困難で現在3番目の試験車で試験走行を行ったが結果は全部思わしくなく、
頓挫して最早長崎新幹線で営業開始は夢となりそうとか。
そもそも長崎新幹線には無理があって一部関係者が躍起になって居るが費用の割には効果が疑問視
され県民の期待には程遠い。
大変使い勝手が悪く料金の安い在来線は廃止されよい事は一つもない様な長崎新幹線です。
莫大な費用を使い短縮出来る時間はたったの30分でおまけに今まで通り博多で乗換ないと大阪や
東京には行けないと云う名ばかりの新幹線です。
秋田新幹線等とは数等劣るエセ新幹線とも云えます。
そのメインとなるフリゲージトレイン開発が頓挫した事は長崎新幹線にフル規格開業のチャンスが回って
来たと喜ぶ向きもある様です。
しかし其れはぬか喜び様です。
もし長崎新幹線をフル規格にすると更に4000億円を超える費用負担が出て来るが誰が其れを負担
するかが問題です。
國も地方もそんな巨額のカネは出せません。
私にとっては願ったり叶ったりですが長崎新幹線構想が消える事です。
今まで出したカネは仕方ないが直ちに計画を中止して戴きたいですね。
因みにフリーゲージトレインは是まで400億円の開発費を支出して走行試験で新幹線路線で時速270K
在来線で時速130Kを出しています。
が260キロの耐久試験震動で台車に不具合部分が見つかり開発が頓挫して絶望しされて居る。