今日から性犯罪を厳罰化する改正刑法が施行されます。
主な改正点は下記の通り。
強姦罪が強制性交罪と罪名変更。
強姦罪・強制わいせつ罪の起訴に被害者告訴の親告罪が不要となった。
被害者は男女性別を問わない。
性交類似行為も対象とする。
法定刑の下限を懲役3年から5年に引き上げる。
強姦致死傷罪は強制性交等致死傷罪とす。
法定刑下限は懲役5年から6年に引き上げる。
家庭内性的虐待に対し監護者わいせつ罪・監護者性交罪を新設。
親兄弟・家庭の保護者等による親族間強制相姦等の厳罰化。
強姦に強盗が重なったら、強盗・強制性交等罪とし厳罰。
無期又は7年以上の懲役とする。
今までは、被害者から告訴がなければ、警察は犯罪と見なされず
手も足も出せなかった。
また折角被害者が告訴しても回りから説得させられては取り下げ
警察は手が出せず、犯罪者をのさばらせる結果となって居ました。
今回の改正で告訴がなくても犯罪として対応出来る様になったが
反面被害者の人権が著しく阻害されるケースも出て来そうです。