日本の農業を守るため、農地転用には厳しい規制をかけて居ましたが、
農業で遣って行けなくなり離農・後継者不足で放置農地が増え出して
農地の見直しが始まった。
是まで住宅地への農地転用は農業委員会の承認で許可されて来た。
広大な農地につては、収益性が高い工場・倉庫に限り、一定の条件を
充たせば自治体が農地転用を認めました。
今回は余った農地転用についてサービス業・観光施設・商業施設まで
幅広く行う事としたとの事。
これは地域活性化と雇用促進のため規制緩和する事となった。
ただ心配されるのは優良農地が転用され減ってしまわないかと言う事です。
そのため国は転用面積を最少限度に抑える・農業に支障が出ない様にする
とは言っては居るが、農家にとっては大変な事です。
今後農業の集中化が進む、弱小農業では遣って行けない時代が来る。
ますます離農が増える公算が大きい。
政府は攻める農業で世界に打って出ると大きな事言って居るが少子高齢化は
農村にも広がり農業後継者不足が目に見えだした。
勿論新しい農業を始めようとする若者が増えては居るが、流れには勝てない。
食品の自給率は?国民の食料確保は・食の安全は?
農地転用の規制緩和はよい面と悪い面がある様ですね。