気象庁は今年の梅雨期から線上降水帯注意報を発表始め、2022年
本格運用を目指す事とした。
線上降水帯とは、積乱雲が次次と発生し線状に繋がり同じ場所で
長時間多量の雨を降らせる現象を云う。
此処10年来線上降水帯で豪雨災害となったケースが多い。
17年九州豪雨や20年7月の豪雨被害も皆この線上降水帯が原因です。
ただ積雲乱の発達を予測するのは難しく積乱雲の元となる水蒸気
の観測が大きなネックとなる。
気象庁は最新式レーダーへ更新・東シナ海の観測船や海保の観測船
等に協力を求め連携しデーター集めを行う。
このデーターを元に線上降水帯発生半日前に大雨の確率を出す。
今後スパコン等を駆使して精度を上げ30年には高率の予測にする
意向との事です。