近年稀にみる寒波襲来で全国的電力需要が逼迫し、各電力会社は
民間企業の発電設備利用に踏み切って居ます。
寒波と併せて火力発電燃料の液化天然ガスが不足し電力卸価格が
急騰してきました。
電力卸価格の急騰は新電力会社にとっては大きな打撃となって
居る。
政府は新電力会社支援に乗り出した。
昨年上旬まで1キロ当たり5~6円を推移して居たが今月になって
最高価格が200円を超えた。
要因は米国豪州のLNG輸出施設のトラブルに加え、中韓の
電力増大でLNGガス不足による。
それに積雪で太陽光発電等が落ち込んだ事にも拠る。
早速新電力会社の電気料が2~3倍に跳ね上がる懸念が出て来た。
其処で政府は大手電力会社から電力調達する場合大手電力会社
に支払う上限を設ける事とした。
1日1キロ当たり200円の上限です。
今の処直接大手電力会社利用の電気料金には直接関係はない
かも知れないがいずれ何らかの値上げが予想されます。