コロナ緊急事態宣言解除の見極めは、ステージ3の3指標・

新型コロナの緊急事態宣言が出されて居る11都府県は経済と

安全性で宣言解除の見極めが非常に難しくなって来て居る

県民の安全性を考えると持続が望ましいが地域経済の事を
考えると一刻も早い解除が望まれます。

今緊急事態宣言の目安となって居るのがステージ3の3指標

だそうです。

コロナ感染拡大にはコロナ対策分科会が6項目を設けて5段階

のステージを想定しました。

6項目は1項目病床確保で全入院者数・重症者数。

2項目人口10万人当たり療養者数。

3項目ＰＣＲ検査陽性率

4項目人口10万人当たり新規感染者数

5項目新規感染者の前週比

6項目感染経路不明の割合

以上6項目でステージ5段階まで設定

ステージ１は感染喚起・ステージ2感染予防対策・

ステージ3は要請で警戒態勢・ステージ4休業等直接対応実施

ステージ５で爆発的感染、都市封鎖等対応

ステージ3は1項目病床使用率が20％以上・2項目が15人以上

3項目が10％以上・４項目が15人以上・5項目が１以上・

6項目が50％以上です。

ステージ4となると1項目５０％以上・2項目25人以上・3項目

10％以上・4項目25人以上・5項目1以上・6項目50％以上

宣言解除の目安はこの中の1項目病床使用率と2項目の10万人

当たり療養者数・4項目の10万人当たり新規感染者数の3項目が

目安となります。

11都府県はこの全ての項目をオーバーして居ます。

病床使用率は東京113％超え大阪64％・兵庫60％・千葉30％

10万人当たり療養者数、千葉100人・東京115人・大阪65人

10万に当たり新規感染者数東京49人・千葉34人・大阪31人

此れでは緊急事態宣言解除とは行かない様だ。

尚各県が独自に出した緊急事態宣言の解除も此れに準じて

行われると思われます。

出遅れた日本コロナワクチン確保に暗雲・生産国は自国優先・世界中で確保競争始まる

新型コロナ感染はいずれの国にとっても優先課題となって居ます

感染拡大防止の切り札となるコロナワクチン接種です。

接種は英国・米国・インド・イスラエル等60ケ国で開始されて

居ますが、わが国は予定では4月から接種開始の予定でした。

処が我が国は薬の治験が仲々許可が下りずもたもたして居る内に

諸国は簡単にワクチン接種を実施して居ます。

コロナワクチンは2度接種しなくては効果がありません

それにコロナワクチンは冷凍が条件で保存・運搬に問題が多い。

接種を実施する自治体にも色々問題が多く今だ解決してない。

日本もやっと米国の製薬会社等3社と契約を済ませ目途が立ち

4月から接種となった。

処がコロナワクチン争奪戦が勃発、確保がアヤシクなって来た。

医療大国と豪語する日本ですがコロナワクチン開発については

完全に出遅れ海外製薬会社に頼る事となった。

日本では薬の治験が厳しく容易に許可される事は難しい。

国民に安全な薬をと云う点では正しい判断です。

そう言う事でワクチン接種には色々問題が出て出遅れてしまった。

何しろ人口1億２千万人2回分の確保となると相当難しさが増す。

イスラエルでは既に国民の３割超えにワクチン接種済みとか

米国もすでに2,170万人に接種済み・英国は789万人に接種済み。

日本はやっと4月から接種開始の予定で完全に出遅れです。

処が此処に至ってコロナワクチンの生産不足で世界的争奪戦が

勃発して来た。

ワクチンの生産国は米国・中国・インド・、ロシア・英国等ですが、

生産国自国優先を打ち出し契約不履行で訴えられる事態となった。

特にＥＵと英国は供給停滞で激しく対立して居る。

今までは安全性で買手相場がまず確保の売り手相場になった。

安全性と効果が二の次になりはしないか、心配ですね。

日本も結局高いカネを払ってワクチン確保となりそう。

これで日本のワクチン接種のスケジュールは完全に狂いそう。

一般国民へのワクチン接種は6月以降にずれ込みそうだとの事。

11都府県の緊急事態宣言１ケ月延長を検討・感染改善の栃木県等は前倒し解除検討か

新型コロナの感染拡大は収束の兆しを見せません。

政府は１１都府県に出された緊急事態宣言を更に１ケ月延長して

３月７日までにする事を検討。

ただ感染状況や医療状況で改善が見られる栃木県・愛知県・岐阜

県については解除を検討する事とした模様。

又延長後も改善が見られる都府県があれば、前倒しの解除も検討

してはどうかの意見も出されて居るらしい。

何しろ緊急事態宣言は経済活動・市民生活を大きく阻害するので

一刻も解除が望ましい事です。

政府は来週コロナ対策諮問会を開き専門家の意見を聞いて延長地域

や期間について最終決定をするそうです。

感染状況と医療体制の改善が一番の問題点となりそう。