今年は憲法施行75年となります
ロシアのウクライナ侵略で日本の安全保障が問題となり憲法
改正議論にまで及んで居ます。
今回共同通信社が郵送方式で世論調査を行いその結果を発表。
憲法改正の一番の問題は9条の不戦の誓いと戦争放棄事項です
与論調査では50%が改正の必要に賛成、48%がなしと結果
は拮抗した回答でした。
これは前回の調査では、51%が改正が必要と、45%が不要と
回答して居るので大体変わらない様でした。
岸田首相は憲法改正を目指して居るが、世論調査では3割が改憲
機運が高まって居ると回答、7割は高まってないと回答。
国会で改憲論議を50%が急ぐ必要と回答したが49%は不要
とこちらも拮抗した回答。
戦後日本が海外で武力行使しなかったのは憲法9条があったから
と76%が回答しました。
年代別では30歳以下の若年層が73%、40代50代中年層が
75%、60歳以上の高年層が80%でした。
戦争を経験した層が一番身にしみて居る様だ。
憲法9条改正について男性は59%が賛成、反対が40%。
女性は42%が賛成、反対が56%となった。
改憲に賛成した人は74%が世界の情勢の悪化を挙げ、反対の
人は憲法の平和主義が崩れると理想論挙げて居ます。
憲法問題はパンドラの箱に例えられ何が出て来るか分からない
ので決して開けてはならないものになりつつある。
他に私権が制限できる緊急事態条項は69%賛成30%
反対。
同性婚賛成は71%で反対27%、少しずつ性的少数者
権利保護が理解されて来て居るようです。