政府は地方交付金格差対価策のためふるさと納税と言う地方税
納付に新しい制度を創設しました
趣旨はふるさと振興のため、納税を寄付とする代わり現住所に
納める地方税を割引くと言う制度です。
端的に言えば地方税の奪い合いを行わせ地方交付金の格差を
なくそうと言う極めてずるい国の遣り方です。
そのため地方の特産物を返礼品とする事を推奨しました。
これはまた地方振興となると判断した様だ。
財政困窮の地方自治体にとっては救いの神と映ったのでしょう
ふるさと納税獲得競争が発生し豪華な返戻品競争で年間に
数十億円も獲得する自治体も出て来ました。
必ずしもふるさとに限らず支援したい地方でも構わないとなった。
当初はふるさと救済が趣旨でしたが、豪華な返礼品欲しさの
ふるさと納税となってしまった。
余りの過当競争に国は返礼品は寄付額の3割内、返礼品はその
土地の特産品に限ると条件をつけました。
しかしふるさと納税に目がくらんだ自治体そんな事にお構い
無しに暴走。
とうとう目に余る自治体をルール違反とし、制度の対象から
外した。
故郷納税者も返礼品欲しさはあるが納める税金が差し引かれ
ないと興味がなくなります。
今まで何十億と言うふるさと増税依存してきた自治体は忽ち
財源がなくなり困窮してしまう。
そう言った自治体が全国あちこちで発生して居ます。
地方税は自分たちの地域をよくしょうとして納めるべき税金
です。
それを他の自治体に納めると言う事自体おかしな制度です。
国は国民を騙して自治体同士の奪い合いを行わせた。
本当に下劣な国の政策です。
私たちも考えて、国に振り回されない様にしたいものです。