昨年広島で起きた老々介護殺人事件が高齢者の生活問題と
相まって話題になって居る様です。
80歳の妻が脳梗塞で倒れ72歳の夫が老々介護に疲れて
長年連れ添った妻をマフラーで絞め殺し自分も後を追う積り
でしたが死にきれず高齢者の無理心中とし逮捕された。
妻も殺害を承諾して何の抵抗もなく殺害された。
広島地裁は諸般の事情を勘案して承諾殺人とし夫を懲役
3年、執行猶予4年の有罪判決をくだしました。
老々介護問題は高齢化が進むにつれ介護政策が追い付かず
この様な悲劇は生まれて来ます。
高齢者の中にはトンコロリを望む声が多いが神様はそう
簡単に願いを聞いて呉れません。
病に倒れた高齢者はかまって呉れる家族にも迷惑をかける
構って呉れない高齢者同士となりとこの様な老々介護の
悲劇が起きるようです。
日本は人生100歳時代到来と浮かれてばかり居られぬ様だ。