ロシアが主体で米国日本欧州カナダ等が共同運営する国際宇宙
ステーションは老朽化を理由に、ロシアは24年限りで手を
引き独自のステーション建設を宣言して居ました。
これにはロシアのウクライナ侵攻が絡みロシアと米国の関係悪化
が懸念されたが、宇宙開発では共同歩調でどうにか同意して居た。
是は奇跡とも言われて居ます。
ただ24年ロシアは独自ステーション建設は固守し24年離脱は
明らかになって居ました。
処がロシアの独自ステーション完成予定の32年に目途がつかなく
なった様で暫くは国際宇宙ステーションの共同運営が有利と見た
様です。
ウクライナ侵攻以来敵対的発言をして居た宇宙開発担当者が更迭
され宇宙開発が米ロ対立とは別だと言う姿勢に変化して来て居る
ロシアは経済悪化の中で、で9700億円もの経費が掛かる独自
ステーション建設が出来るか疑問が出て来て居るとか。
因みに、一方の米国は老朽化が進む国際宇宙ステーションは30年
まで運営しその後は民間ステーションとする方向で検討して居る。
また月着陸や火星探査の基地となる月周回ステーション、ゲート
ウエイ建設のアルテミス計画を日本欧州カナダ等と共に推進して
居ます。
ロシアは独自宇宙ステーションを建造する中国とは一線を画して
独自のステーション建設は捨ててない様です。
ロシアと米国の共同運営が暫く続く事で日本としても一安心です。