文科省が2022年度の教員勤務実態調査結果速報値を公表しました。
過労死ラインと言われる月80時間超えの残業となる、学校内勤時間
週60時間以上の教諭が小学校では14・2%、中学校では36・6%。
是でも前年比で改善されたと言う。
残業時間上限の月45時間超え週50時間超えの教諭が小学校64・5%
中学校は77・1%を占める
昔は教諭は聖職とされ、過酷な時間越えは当たり前とされて居たが
働き方改革でこれを改善しようと言う事になった。
中教審は残業の代わりに給与月額の4%相当の教職調整額を支給
する教職員給与特別措置法の改善を目指すと言う。
しかし1週間の平均勤務時間は小中校の副校長・教頭が58時間超え
中学教諭は57時間24分だ。
猶1日平均勤務時間は平日が、小学校教諭は10時間45分、中学校
教諭は11時間1分となって居る
学校内勤務は減少しても持ち帰り仕事時間は小中学校とも30分
越えとなって居る
増える仕事量、時間内に消化出来ない仕事はどうしても自宅へ
持参し闇残業となる。
昔は当たり前とされた教諭の滅私奉公は改善される時代となった
が矢張り昔の儘を善とする風潮は今も何処かに残って居る様だ。