COP28は化石燃料脱却合意成果文書採択で幕・パリ協定目標は実現不能とし、年次別CO削減案

ドバイで開催されて居るCOP28は、化石燃料脱却合意の成果文書

採択で幕を引いた。

産業革命前の気温上昇を1・5に抑えるパリ協定目標実現は到底

無理とし、世界のCO削減は19年比で30年43％減、35年に60％

大幅削減が必要となる

各国が取る50年までに排出量をゼロにするため化石燃料からの

脱脚早める事としたが、廃止には至らなかった。

火力発電に大部分を依存する我が国にとっては、厳しい結論で

すが、CO2が出ないアンモニア等を燃料に混ぜる方式で石炭

火力等今後も使う方針だそうです。

成果文書には原発・CO２回収等の技術を盛り込んだ化石燃料

補助金の段階的廃止も出来るだけ早く行う事とした。

与党が14日決定する、2024年度税制改正大綱の原案が判明・定額減税は所得制限設定する

与党が14日決定する2024年度税制改正大綱の原案が明らかに

されました。

高校生の子供が居る世帯の扶養控除は所得税が年38万円から

25万円に、住民税が年33万円から12万円に縮小する。

住宅ローン減税は、環境性能の高い住宅購入の子育て世代と

若い夫婦に限り現行の優遇措置を続行。

子育て世帯支援は扶養控除とは別に未婚の1人親の所得税・

住民税負担を軽くする一人親控除の拡充を図る

所得税の保険控除額の拡充も行う。

来年6月実施の所得税・住民税の定額減税は年収２千万円

超え上限の所得制限を設ける。

賃上げ税制の拡充や、半導体等の国内生産促進に向けた

法人税減税措置を創設する。

等等が盛り込まれる模様。

パーティー裏金問題で安倍派4閣僚更迭後任決まる・自民党役員人事は先送り・裏カネ化派閥主導

パーティー裏金問題はとうとう安倍派４閣僚更迭せざるを得なく

なつたが、早々に４閣僚後任まで決まる手際よさ。

臨時国会は昨日閉幕に際し、岸田首相は松野官房長・西村経産相・

鈴木総務相・宮下農相の４閣僚の更迭を発表した。

岸田首相は極めて遺憾だと述べ、国政の遅滞を回避するから

閣僚も決定発表した。

岸田派林官房長官・森山派坂元地方創生相が農相に・経産相は

無派別の斎藤氏・総務相には麻生派松本氏の起用が決まる

異例の年末に安倍派がごっそり更迭され、岸田政権運営は苦境

に立つが、早く幕を引きたいと言う意向が見られる

岸田氏は内閣改造でなく早々に閣僚交代に踏み切った様だ。

尚安倍派の裏カネ化が派閥から不記載の指示があったと副大臣

が暴露したが、同時に喋るなと緘口令がしかれた事も暴露す

東京地検捜査部は政治資金規正法違反で安倍派所属議員

99人の内数十名が事情聴取をする模様。

猶安倍派事務総長の高木国対委は切られる前に辞表を叩き

付けたと言う。

自民党役員人事は15日以降先送りされる模様ですが、

世耕参院幹事長も辞任する見通しの様だ

一連の動きは、岸田首相自身の責任を一切明言しない事へ

の反発が大きな理由になって居るのかも知れません。