太平洋戦争末期の沖縄戦が終結したと云う、6月23日激戦地の糸満市摩文仁の平和祈念
公園で慰霊式典が行われました。
あれから71年経過しています。
開催された沖縄前戦没者追悼式には、遺族・阿倍首相・ケネディ駐日米国大使等が参列。
翁長沖縄県知事は、先般起きた米軍軍属による、女性暴行殺人事件に対し、不安と強い憤り
を表明し日米地位協定の抜本的見直しと米軍基地負担軽減を要請した平和宣言を読み上げた。
もっともな事です。
平和宣言では普天間飛行場の名護市辺野古移設は到底容認出来ないと頑なに拒否の姿勢を
あらためて明らかにしました。
式場では沖縄県民の怒りが爆発し罵声が飛び交ったとの情報も流された。
沖縄県民の怒りも判るが、これに便乗し必要以上に煽る人達も居ると云う。
この人達は事が大きくなる事を願いニユースを飯の糧にして居る。
本当に沖縄の為になるのでしょうか?
沖縄ご存じの様に米軍に占領され一時米国の領土とされ、沖縄ドルが発行された。
その後日本に返還と云う形になったが、今もな沖縄の殆どは米軍基地で、治外法権的な
日米地位協定で米兵の公務上の事件には日本の警察が手出し出来ない様になって居る。
米国も大きな犠牲を払って手に入れた沖縄基地をそんなに簡単に返す様な甘いものでは
ない。
日本国土防衛に手を貸すと云う名目で米軍は沖縄を軍略上重要拠点としています。
沖縄県民が要求する様な簡単な問題ではない。
其れを承知で今の翁長沖縄県知事は反対運動を煽って居るのは何らかの意図があるのか?
日本政府は国土防衛にはどうしても米軍の後ろ盾が必要と考えて居る様です。
と同時に少しでも占領された米軍基地を返して貰う事に努力して居る。
もう少し沖縄県民も長い目で見て、大人の立場で判断して欲しいですね。