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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

泣き虫しょったんの奇跡 完全版

2010-04-17 20:09:48 | 読んだ本
瀬川晶司 2010年 講談社文庫版
どうも昔のこと掘り起こしてばかりになるので、たまには最近読んだ本。
副題は「サラリーマンから将棋のプロへ」。
一度は、年齢制限によりプロへの道を断たれたけど、アマチュアとして対プロ公式戦で驚異的な勝率を挙げ、2005年に異例の戦後初61年ぶりのプロ編入試験将棋の実施にこぎつけ、試験に勝つことによって、ついにプロになった棋士が自身で書いた半生。
2006年に出た単行本は(なんかあのころ試験のショーアップとかが、どうも将棋連盟の仕掛けた感が強すぎて、ちょっとひいてしまったんで)読まなかったんだけど、こないだたまたま文庫が出てるのを見かけて買ってみた。「完全版」という意味は、単行本に、その後プロになってからの話である第6章を加えてあるから。
読んでみると、小学校の先生とか父親の教えとかがずっと生きてたりして、わりと感動的ではあります。
コメント
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