many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

カルト王

2012-01-08 21:22:22 | 読んだ本
唐沢俊一 平成14年 幻冬舎文庫版
きのうのつづき。っていうか、こちらの親本は1997年に大和書房から出版されたので、順番としては、こっちが先。
雑事に関するエッセイ集。
(ただし、この本の目次を、いつもみたいに、ここに列挙すると、ヘンなコメント・トラックバックが飛んできそうなんで、やらない。世のなかには、そういうキーワードを探してウロウロしてるひとがいっぱいいるみたいだから。)
最初の章のオカルト関係は、けっこうおもしろい。
唐沢商会のほかのマンガにも描いてあったと思うけど、肩こりがひどくて悩んでるときに、坊さんに話したら「それはウツボです」と言われたとか。
数代前の祖先に海女がいて、その海女が海でウツボを殺し、そのウツボの霊が肩でとぐろを巻いてると、即座に見抜かれた。おそろしや、おそろしや。
で、それよりも、著者が1992年から93年にかけて、伯父がやってた芸能プロダクションを引き継いで、そこで「占い師プロデュース」をやったばっかりに、自薦他薦のオカルト人がゾロゾロ集まってきたという体験談は、相当いい。

コメント
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