many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

Self‐Reference ENGINE

2012-01-25 20:13:10 | 読んだ本
円城塔 2007年 早川書房 ハヤカワSFシリーズJコレクション
ことしの芥川賞は、なんだか不機嫌な受賞インタビューが反響を呼んだとかで、評判になってるみたいだけど。
石原慎太郎都知事は、ほんとに選考委員降りちゃうしね。(彼に認められるには、リアリティーが必要なんだと初めて知った。)
で、その不機嫌なひとぢゃなく、もう一人の受賞者のほうが、円城塔って名前なのを見て、あれ?えーと、どっかで見た名前、と記憶と本棚をたぐった。
そしたら、あった、あったってのが、この本。
カバー後ろの著者の紹介には、「2007年4月、「オブ・ザ・ベースボール」で第104回文學界新人賞受賞。本書は受賞後第1作にあたる」ってなってんだけど、この一冊しか読んでないし、なんで私が、これの初版を持ってるのか、おぼえてない。
めずらしいんだよね、芥川賞とるようなひとのものを私が持ってるの。
ここのところ私の読むものは、文学賞とか、期待の新進作家とか、ベストセラーとか、そーゆーのと基本的に無関係だから。
いま、ザーッと過去の芥川賞(文藝春秋HP)をみてみたけど、最近ので読んだのは、2001年の「猛スピードで母は」、その前は1998年「日蝕」くらい。(なにが「最近」だか?って文庫だから、どうせ3年遅れくらいだけど。)その前は「自動起床装置」(1991年)かな。
(えーと、もしかすると2002年「パーク・ライフ」も読んでたかな? そこ、ちょっと記憶に自信ない。)

で、この「Self-Reference ENGINE」なんだけど、なんだかよく分からない。
私には、要約とかそういうこと、不可能です。なので、ここに物語の概要とか、感想とか、今回は書けません。
今回の受賞インタビューでも、「私の書くものは割と奇妙と言われることが多い」と言ってたそうですが、うーん、そうですなぁ。
(ちなみに、石原都知事は、どーやらこちらよりもう一方のほうを買ってたらしいですが。)

コメント
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