中沢新一 2002年 集英社
資本が世界を駆けめぐる話という意味では、前回のつづき。
「フランシスコ・X」と同時期に読み返すことになったのは、たまたまだけど。
9.11の同時多発テロのあと書かれたもので、当時の、アメリカ的正義の振りかざし方によって、イスラームは悪なんぢゃないかって思いこんぢゃう単純な図式に対する抗議がこめられてる。
カネがカネを生むという自己増殖的なものを否定する一神教であるイスラームでは、利子というものを禁止した。
一方、おなじ一神教だったキリスト教では、三位一体論とかなんとか言ってるうちに、13世紀に資本主義に対するストッパーを解除していったという。
コンテンツは以下のとおり。
「圧倒的な非対称」
「緑の資本論」
「シュトックハウゼン事件」
appendix「モノとの同盟」
資本が世界を駆けめぐる話という意味では、前回のつづき。
「フランシスコ・X」と同時期に読み返すことになったのは、たまたまだけど。
9.11の同時多発テロのあと書かれたもので、当時の、アメリカ的正義の振りかざし方によって、イスラームは悪なんぢゃないかって思いこんぢゃう単純な図式に対する抗議がこめられてる。
カネがカネを生むという自己増殖的なものを否定する一神教であるイスラームでは、利子というものを禁止した。
一方、おなじ一神教だったキリスト教では、三位一体論とかなんとか言ってるうちに、13世紀に資本主義に対するストッパーを解除していったという。
コンテンツは以下のとおり。
「圧倒的な非対称」
「緑の資本論」
「シュトックハウゼン事件」
appendix「モノとの同盟」