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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

二週ぶり、あいかわらずいい馬に、あいかわらずヘタに乗る

2015-08-17 18:25:35 | 馬が好き
乗馬にいく。
どうでもいいけど雨である、おかげでそれほど暑くならないからいいけど。
ウチを出るときにはバシャバシャ降ってたんで、どうなることかと思ったが、到着してみたらふつうの雨だった、このくらいならよし。
ちなみに、屋外で乗馬した4年間のおかげで、馬乗るカッコしてるときの私は、ちっとやそっとの雨だと傘なんてささないようになってる。
どうでもいいけど、靴が修理に出したままなので、きょうはチャップス巻いて乗る。
(先々週の練習が終わったあとに、修理出したら「最大で1カ月ください」と言われたんだけど、先週金曜にはできあがりの連絡をもらった。土日は取りに行けないので、きょうの練習に間に合わなかっただけ。)
いま思えば、私は、ずっとチャップスで乗ってて、そのころはいまよりヘタだったのに、バンバン障害飛んだりしてたわけだが、なんだったんだろう、あれは。
先週ファンドリロバリーに会ったりしたこともあって、あのころも、なんで今より全然ヘタだったのに、ためらいもなく障害に向かえたんだろうとか、不思議に思ってしまった。
乗馬に関しては、昔はどうしてあんなことが平気でできたんだろうとか思うこと多い、そういうとき遠くを見る目になっちゃうのが自分でもわかるけどねえ。
たとえば、メーターの障害に向かうときのベースの駈歩や手綱の長さは自分のなかで持ってるつもりだけど、はたして今ホントに障害飛べるんだろうか、謎。
まあ、それはいいや。

先週サボったんで、今日は2週ぶりだけど、馬は前回と同じくゴルパンことゴールドパンサーがあたる。
おとなしいんだけど、馬房の出し入れするときにヘンに止まったりするんだよね、どうして?
それはそうと、なんか独特のかたちしてる気がすんだよね、この馬の後肢。
どこがどうとは説明できないけど。尻というか股というかそのへんの幅がね。

馬装したら、だいたい時間になったんで、またがって馬場へ。
全員がそろうまでのあいだ、常歩でプラプラと歩く。
馬の上で足や腕を振るようにして関節のあちこちを動かす。けっこうグラグラ暴れてる部類に入ると思うんだけど、ゴールドパンサーは一切動じないで歩き続ける、頼もしいねえ。
さあ、始まりますよ、気をつけ。隊列の二番手につけたら、先頭のフラッシュに乗ってるひとが、「こないだ私がゴルパン乗ったときは『その馬、先頭がいいよ』って言ってなかったか、あんた?」という目でジロッと振り返るんだが、知らないふりをする。
さてさて、ポジションはどこでもいいとして、この馬は、一歩一歩がこっちのイメージより大きいというか、滞空時間が長いような、すばらしい歩様で動くんで、それに合わせるというか先回りするくらい前に動いていきたいなと思う。
常歩で蹄跡を、ときどき方向変わる。もっと勢いよく前進してほしいんだけどな、いまいち前に出せてない。そういや、きょうは長靴持ってこなかったら、ついでにムチも忘れちゃったよ、この馬だったらムチ要らないと思ったんだけどな。
速歩スタート、主に軽速歩。やっぱ一歩一歩が跳んでくようだ、バッタンバッタンと馬の背中に座んないように、先へ先へ、ふつうの馬よりちょっと前のほうに、次の瞬間の自分の居場所をイメージしてそこへ動いていく。
「肩に力が入っている」と言われる、うーん、力入れないと負けそうだからなあ、ついつい。

そしたら、輪乗り、駈歩よーい、駈歩。簡単に出るんだけどね、手をヘタに強く使うと、きっとだんだんバトルになるんで、そこうまくゆずってペースを維持するのが、きょう乗る前から考えてた課題。
ふつうに走ってると、やっぱ前の馬に追いつきそうになる。
「そこでちゃんと座る。もう少し下顎をゆずらせて。座って、ふくらはぎではさむ、そうすれば、その馬はストライドを小さくして駈歩を維持できる」
まーた、立ち上がって手綱引っ張るような格好になってたよ、残念、センスないなあ。シートして、こっちの動きに馬の動きを巻き込むように、どうしてできないかなあ。
蹄跡に出ての駈歩だと、またうまく抑えられなくなる、どうも馬との距離感がわからない、馬を自分の前に置けない。
部班終了。もうすこし乗っててもいいというので、柵の外に出て、まずは手綱伸ばして休憩。

さあ、せっかくいい馬乗ってるんだから、馬場の経路のおさらいでもしながら、馬の上で動く練習でもするか、と思う。
と思ったら、すっかり休憩モードになったゴールドパンサー、再スタートしてくんない。
おいおい、入場するときの元気いい速歩をつくろうと思ってんのに、そもそも動こうとしないよ。
脚をポンと使っても反応してくんないんで、(ムチ持ってないから)奥の手の手綱の余った部分を使ってペチッとやったら、馬ビックリしてた。
たぶんゴールドパンサーは育ちがいいから、こんな野蛮な手を使われたことがないんだろうな、ごめんね、がさつで。
速歩は出たけど、いちど常歩にしてから駈歩にいこうとしたら、また出なかったもんだから、同じとこヒュンって振回したら、あわてて動き出した、動いたらとにかくホメる。
5分くらいやったら終わり、クールダウンの常歩して、帰る。
それにしても、いい馬乗せてくれたのに、うまく乗れないときほどへこむことはない、トホホだ。

手入れしてから、きょうのおやつの梨をやる。
馬は梨を食うか? そりゃ食わない馬もいる(特にサラブレッドはどうか知らん)けど、ウエストファーレン種が食わないわけがない。
なんでも食うから好きさ、標茶っこ。
コメント
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