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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

試合前日、本番乗る馬に乗せてもらう

2016-05-30 19:29:44 | 馬が好き
雨の中、乗馬にいく。
きょうは気温も20度くらいまでしか上がらない、羽織るもの必要、なんて天気予報はいうけど、テンション上げるモードに入ってしまっている私の乗馬は、いったん半袖になったもん戻す気はない。
試合前日だから、もしかして去年のように、外の試合会場の隅で乗れるかなと期待してたんだけど、やっぱインドアだという。
だが、馬は、ゴールドパンサー、ひと呼んで、ゴルパン。

(↑呼んでも出てこない、だいじょぶか、障害飛ぶ元気あるか?)
たぶん、あしたの試合で、私が乗る馬。
しかも今日、障害練習やるという。
んー、ホントのテン乗りだった去年とちがって、こりゃ言い訳できないな。
去年の3回の騎乗を読みかえす、ふむふむ、動かせてないし、ついていけてないな、俺。
他のチームの馬が続々と馬運車から降りてくるのを見ながら、馬装できたら、馬場へ向かう。

人馬がそろうまで常歩してるんだけど、なんか反応いまいち。
ぢゃあ、障害に向けての練習するよ、試合前日だから、サッとね。
4組の人馬で準備運動、蹄跡で速歩。あれれ、全然動かない。あせって、バンバン脚使うけど、いまいち。「もっと動いて」と言われる。
「回転のところで遅くならない、動かしていく」と言われて、やるんだけど馬が前にいる感がない。
それはいいけど、隅角ぢゃないとこなんかで回転しようとすると、曲がってかない。内の手綱使っても、馬のクビが曲がるだけで、進んでかない。ときには外の肩からふくれてってオーバーラン。
「手綱引かない、手だけで曲げない、全体のバランスで曲がってく」 ああ、そうね、引いてもだめだ、前に出してくなかで両肘両手のなかに馬を置いて方向づけてかないと。
動かねーけど駈歩。とりあえず出るけど、なんかパランパラン。もうすこし勢いをつけたいのだが。ジタバタしないで、人は同じとこにジッとしているつもりで乗る、そうしないと馬が動けないはず。
ちっとも動いてないけど、フラットワークおわり。これぢゃ飛べないよー、きっと。
ぢゃあ、最初、横木通過。まっすぐのラインの横木の間隔は駈歩で6歩。最初気にしないでいいけど、6歩で行けなかったら、次は前回より1歩でも少なくするつもりで。
最初は速歩で通過、なんかフラフラして真ん中に入れない、横木の間で蛇行してる。
二本目通過して180度回転したら、駈歩発進、回転で弱くならないように気をつけて180度ターンして横木へ。
数えたら7歩で通過、まっすぐいって速歩、逆の手前に回転、駈歩、反対側から繰り返し。
こんどはもうちょっと元気よく入ってって、6歩で通過、ちょっとあやしかったけど。(ペースが一定ぢゃない。)
んぢゃ、クロスにしてやるよと。
駈歩で、最初の横木通過、6歩でクロス、まっすぐ行って反対側へ回転、駈歩でまわって帰ってくると、ひとつめもクロスに上がってて、それ飛んだら6歩で二つ目のクロス。
誘導してくるとこで「回転をしっかり」、ひとつめの障害の前で「下を見ない、遠く前を見て」と繰り返し言われる。
それ二回ほどやったら、最後は垂直にしてやる。
一度目のラインはクロス飛んで6歩でクロス。真っ直ぐ行ったら、一度速歩にしてから反対手前の駈歩だす。ぐるっとまわって、途中横木一本あるんでその真ん中通過して、180度回転したら、障害は垂直に上げてあるんで、ひとつ飛んで、6歩でふたつめ。飛んだあとは戻して、できたらフライングチェンジしてもいいから、反対へ。駈歩でまわってくと、また横木一本あるんで、それ通過まで。
駈歩スタート、ちょっと休んでたからか、反応が鈍い、巻乗りして脚つかって出してく。
左手前の回転から、いまいちだけど、クロスを通過。ひとつめ飛んだあとの勢いがいい。
ふたつめ飛んだあと、まっすぐいって速歩にしたいんだけど、止まらなーい。
ふらふらっとして、落ちるかと思ったほど、鞍の上で身体が浮き上がるけど、どうにかこらえて、適当にズルズルっと右へ向けてまわってく。
駈歩は動いてるよ、これ。フラットワークのときとは大違いだ。闘志に火が点いたか、ゴルパン?
右に180度回転して、垂直にまっすぐ入る。すごくいい勢いなので、なにもしない。
飛んだら戻る、腰張って詰める、詰めたら前に出す、って唱えながら、ひとつめ飛んでく。
おまじないの文句が長いもんだから、言ってるうちに、すぐ二つ目がきちゃう、勢いでジャンプ。
まっすぐいって、と思ったけど、壁が近づくので、またフラフラと惰性で左に回転。
そのあとの駈歩は安定して、横木通過まではたどりついたけど。
「そのままもう一回」と言われて、駈歩を障害のベースのテンポで動かしてく。
「そう、動いてる、それで、待って」と言われて、リズムを維持して仕掛けず抑えず、両の肩を後ろに引く。
ふだんより頭も肩も後ろにいってる(多分それでまっすぐくらいなんだが)のを意識しながら、下を見ないで飛越。すぐその姿勢をとりもどして、二つ目を飛越。
飛んだあと、なるべく座るようにして腰張って、回転。
回転するとき開いたほうの手を前に下げるからダメなんだよ、直らないクセ。
最後の感じはよかったよと言われて、きょうの練習終了。
いまのイメージを残そう。この調子であしたは向かおう。たった80cm、駈歩動いてれば、障害にぶつけてけば、あとは馬が飛ぶだろう。
ゴルパンは、運動初めのときとちがって、あきらかに障害やるときは動きがちがった。クロスのときと垂直のときでも全然ちがう。さすが、仕事のわかってる馬、だ。
ってことは、あしたは準備馬場で高いのバンバン飛ばして、エンジンまわるようにしといて出てけばいいか。
んー、待てよ、人間のほう(私)が、ことしの練習では、高いの全然飛んでないなあ、そういえば。

おわったあと、リンゴやる。
今日は、あしたのワイロとして、すこし余計にやっとく。
練習前には、声かけても出てこなかったくせに、リンゴほしいと、クビを伸ばしてくる。

(上唇が伸びてくるとこがカワイイ。)
コメント
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