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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

ハイスクール・ブッキッシュライフ

2013-09-17 19:51:45 | 四方田犬彦
四方田犬彦 2001年 講談社
同じ著者の『読むことのアニマ』は、15歳までの読書体験についての本だったけど、これはタイトルのとおり高校生のころ読んだ本について書かれたもの。
1968年ころの話なんで、学園紛争とかで騒々しい時代のことだったと思いますが。著者はほかの本にも書いてるけど、学校へ行くのやめて、お菓子をつくる工場で働いてたりしてたらしい。
どうでもいいけど、60年代のなかば、著者が中学生の三年間でいろいろと本を買い求めたのは、三軒茶屋の近くの三宿の「江口書店」という古本屋だったそうだが、映画『モスラ』のなかでこの書店が怪獣に襲われて看板が宙に舞うシーンがある、って本筋とはなんの関係もないエピソードが面白いというか気になっちゃってしょうがない。
それはそうと、以下にあげるコンテンツの書物は、私は読んだことがない。今後も読まないだろうなって気はする。
高校生のころは、「失われた時を求めて」と「ユリシーズ」は二十世紀を代表する小説と聞いてたんで、いつかは読もう・読むんだって思ってたんだけどね。
・『ヨハネの黙示録』
・ノヴァーリス『青い花』
・ロートレアモン伯爵『マルドロールの歌』
・ランボー詩集
・ニーチェ『悲劇の誕生』
・プルースト『失われた時を求めて』
・魯迅『故郷』
・ジョイス『ユリシーズ』
・カフカ『審判』
・旅への誘い
・フォークナー『八月の光』
・セリーヌ『夜の果ての旅』
・ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』
・ボルヘス『不死の人』
・レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』
・レアージュ『O嬢の物語』

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