台北には、新名所がある。Taipei 101 だ。我々世代にとっては、スタジオ101を思い出させる名前だが、101階建てだからこの名になったらしい。今のところ、世界一の高さを誇っている。高さ508m。ドバイのビルに抜かれるはずだが(ドバイの方は、再度抜かれることを警戒して、高さ非公表)。
まさに、竹の節の連想させる。この写真だと、目の錯覚で、屈折しているようにも見える。上への入口がわからなくて、information に聞いてしまったが、5階に、observatory への入口はあった。
普通の日曜だったが、結構人気だ。一応、危険物センサーをくぐってからの入場になる。
超高速エレベーター(横浜のランドマークが世界一を自称しているが、こちらの方が早いと感じた(1,010m/分))で、89階の展望台にあっという間に到着。屋外展望台が91階にあるのだが、当日は天候不良で、クローズ。
眺めは、ちょっと曇っていたこともあるが、東京や横浜の高層ビルを比較すると、感動!というところまでは行かない。近くに、ビルが建ち並んでいるわけでもなく、あまりにも、このビルが高すぎるのだ。
手前の黄色い屋根は、国父(蒋介石)記念館。
これは、故宮方向だったかな。とにかくこのビルは、ダントツに高い。
世界の高層ビルのランキングの展示があった。全部行ったことがある。
これは、当ビルのマスコット。4色あって、それぞれいろんなお守りになっている。顔は、もちろん101。
面白かったのは、これ。見ただけでは何かわからないでしょう。これは、ダンパーゾーンといい、ビルの振動を抑えるため、当フロアーに設けられた重りだ。何と、重さが660トン(10トントラック66台!)もあるという。直径5.5m。アンビリーバブル。すごい科学。
そういえば、昔、今は亡きNYのワールドトレードセンターで、風による揺れが気持ち悪いと感じたことがあったが、このビルではそういうこともないのだろう。
ということで、いろんな意味で楽しめるビルになっていた。ショッピングモールも充実しているので、そちらがお好きな方は、2倍楽しめるかも。
短いけど、興味深い台湾の旅だった。