かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

妖怪不思議ワールド

2008年08月02日 | Books


夏真っ盛り。夏と言えばお化け。先週、米沢市上杉博物館を訪れたら”ゲゲゲの鬼太郎と妖怪不思議ワールド”という展示をやっていた。本展示といっしょに見れば、200円だったので、見たみたが、面白かった。

ゲゲゲの鬼太郎と言えば、今、実写版の映画第二弾をやっているが、我々世代は、何といっても、水木さんの漫画とアニメだ。小学校の時から、”ゲッッゲッッゲゲゲのゲェェ”と、歌っていたような気がする。

ただ、この漫画、実は、日本に昔から伝わる妖怪にまつわる民話を、水木さんが調べあげて漫画化したもので、日本の貴重な文化の伝承になっている。この展示を見るとそれがよくわかる。

その中でも、広重の東海道五十三次のドッキングさせた”妖怪道五十三次”の版画が、美しく、面白かった。



そして、思わず昨日の本屋で、本まで買ってしまった。この本、水木さんの絵と、広重さんの絵を対比させ、見所クローズアップ、絵に登場させている妖怪うんちくまで付いている至れり尽くせりの本なのだ。

電気、ガス、水道のない江戸時代の東海道は、真っ暗で、いつこのような妖怪が出てきてもおかしくない不気味さであったであろう。



ということで、この夏米沢市上杉博物館に行くと、上杉家の全貌が理解できるだけではなく、妖怪のお勉強もできる!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする