赤塚不二夫さんが亡くなられた。闘病中とは、知っていたが、やはり寂しい。我々昭和30年代生まれの者にとっては、赤塚さん達の漫画を見て成長したといっても、過言ではない。私は、絵は下手だったが、”ニャロメ”、”べし”などは、数少ない描けるキャラだった。ビートルズが来日した1966年、彼らが、”いやみ”の”シェー”のポーズをした写真を撮ったのは有名な話。トキワ荘の同士と共に、昭和の歴史を作ったことに間違いはない。ご冥福をお祈りする。
話を倫敦に戻したいが、その前に、全英オープンで、日本勢が大健闘していることに触れなければならない。中継を見ていると、遠くに倫敦市街が臨めるコースのようだが、森が鬱蒼と繁っている。流石、歴史ある大都会。今晩は、勝負が着くまで見てしまいそうだ。
倫敦で有名な場所はたくさんあるが、Trafalgar Square もその代表格。フランス・スペイン連合軍をトラファルガーの海戦で破ったネルソン提督の記念碑がシンボル。
トラファルガー広場から、先ほど正面から見たHorse Guards の反対側を抜け、首相官邸のあるNo. 10 Downing Street を抜けるとると(首相を見れるわけでもないのに、人だかりがしている)、倫敦の中でも最も有名なWestminster Palace が現れる。国会議事堂である。もちろん世界遺産。そしてその時計塔がBIG BEN である。
何故BIG BEN なのかは、忘れたが(中学一年の英語の教科書にもBIG BEN が出てきて、何故時計塔が”大きなBEN君”になるのかわからなかった記憶がある)、とにかく有名なのだ。
建物の壮大さもさることながら、ここが、今世界の常識となっている議会制民主主義の総本山的な存在であるからだ。
倫敦で、一時間しか時間が無かったら、まずここを訪れるべきだろう。