バタビアは、オランダ統治時代のジャカルタの町だ。今のジャカルタの北側にあり、海に面している。そこには、オランダ統治時代の名残が多く見られる。
これは、ゴッホの絵にも出てきそうな跳ね橋。
これは、スンダクラパ港。オランダ統治時代は、バタビア港で、ここで、東インド会社が、ヨーロッパに向け、絹、陶器など、東洋の特産品を輸出していたというわけだ。
今も、大きな帆船が所せましと停泊している。
荷物の積み降ろしは、完全人力。何故?と聞きたくなる。時代から取り残されたような一画だ。
荷降ろしの人夫たち相手の物売りの皆さんもいた。
これは、バタビアの中心部にあるジャカルタ歴史博物館。17世紀の建物で、バタビアの市庁舎だった。18世紀には、東インド会社の本拠地になったという。
その日は、何かセレモニーをやっていた。
これは、たぶん郵便局。歴史博物館の対面にある。やはり、歴史を感じさせる一品だ。
これは、ジャカルタ・コタ駅。今もジャワ島の鉄道網の起点だ。
このあたりには、運河らしい水路が張り巡らされ、オランダの町並みを彷彿とさせる。
ジャカルタの市街地は、やや殺伐とした印象なので、このバタビア地区で、ちょっと気分を変えてみてはいかが?
ということで、ジャカルタシリーズは、とりあえず、終了。
また、明日から、日本を脱出することになったので、しばらくお休み。すんません。