ジャカルタ市内を、ぶらぶらしてみた。歩くのは危険だから、ホテルの車をお願いした。
これは、国立博物館だが、残念ながら、営業時間外で閉まっていた。10年前に初めてジャカルタを訪れた時入ったが、それは素晴らしいものだった。インドから流入したヒンドゥ文化、仏教文化、そして、イスラム文化、インドネシア独自の文化を展示する部分と、東インド会社の交易品等が所狭しと並べられ、ユーラシア大陸の東の果てに広がる島国にふさわしい充実度だった。
大統領官邸は、コロニアル風だ。元は、オランダ提督の官邸であったという。ここの前は、停車禁止。
その前のムルデカ広場にそびえたつのは、モナス(独立記念塔)。ちょっと暗くてわかりにくいが、てっぺんの炎の部分は、金色に輝いていて、登れるようになっている。今回は、閉館後で見上げるだけだったが、オランダの搾取に明け暮れた植民地時代から解き放たれた、インドネシア独立当時の意気込みが感じられる一品である。
その脇には、東南アジア最大のモスクであるイスティクラル・モスクがある。1978年完成。その巨大さは、やはり10年前に実感した。H/Pに載せてあるので、興味のある方は、どうぞ。
これは、ホテルの部屋からの眺めだが、高層マンション、昔ながらの家々、モスクと、ジャカルタの代表的な風景が広がる。貧富の差は、日本の比ではない。とにかく大都会である。