
本書が、昨日、コケーシカで、求めた一冊。
こけし時代の絵を書いてられる樋口達也さんによる逸品。
樋口さんの、直筆、挿絵、サイン入り。
樋口さんは、宇都宮にお住まいのようだが、おまけの写真を見ると、相当のこけしに囲まれ、お住まいのようだ。
ついでに、絵葉書もついてきた。
限定200部とのこと。
わら半紙風の、古ぼけた紙に、樋口さんの素朴なこけしの絵が、産地別に並ぶ。
絵は、表紙でもわかるように赤と黒のみだが、一本一本の特徴を見事に捉えている。
インクの匂いがする昔風の印刷だが、孔版印刷というそうで、色移りがする場合があるのだそうだ。
シンプルだが、著者のこけしへの愛情が、ひしひしと感じられるすばらしい一冊だった。