ギブソン倒産のニュース。
廉価版1本持っているだけだが、エレキの中心にいた会社だけにショック。
多角化を図っていたようだが、大失敗。
1本立派なのを買おうと思っていたのだが、買えるのかな?
発見・検証 日本古代 シリーズの第三弾。完結編。
混沌とした世界から、もう少し筋道が見えてくるかと思ったら、全然まだまだ。
文献、考古学的な発見、宗教、言語、稲、稲、鉄、鏡、などヒントはたくさんあるのだが、まだ面どころか、線でもつながらない。
ただ、今までのステレオタイプな考え方が通用しなかったことだけは、かなり明らかになっている。
それほど、多重的、複雑的に、日本は、大陸からのいろいろなものを、いろんなルートで受け入れてきた。
本書で感じるのは、中国・韓国経由の文明伝来以外のルートでの文明伝来の痕跡が相当多いということ。
特に、南アジア、東南アジアからの伝来の痕跡が多い。
米の伝来にしても、大陸伝いで伝来したと考えると、かなり無理があるとのこと。
言葉的にも、古来日本語は、大陸よりも、東南アジアとの結びつきの方が強い。
付録に、発掘氏の年表が付いているが、これだけ多くの努力を積み重ねた結果が現状だ。
文字的記録が少ないのが、ネック。
それでも、戦後、かなりの部分が解明されてきたし、これからもどんどん解明されていくだろう。
推理小説的な謎解き的な面白さを感じた。
ある程度のバックグラウンドがある人が日本中動き回れば、まだまだいろんな発見がありそう。
纒向などは、その最たるものだろう。
わくわくどきどきの世界が待っているかもしれない。