昨夜の台風は、ひどかった。
沖縄で経験した台風を除けば、最悪。
朝から電車が動かず、昼になっても動かず、結局、出勤できなかった。
こればかりは、しょうがない。
本書は、店頭で見つけたが、今年の1月には出ていたようだ。
縄文時代というと、我々が、学生の頃は、完全に有史以前という感じだったが、その後、どんどんと研究が進み、今や、弥生時代と同様の高度な文化もあったのではないかと考えられるようになった。
その様子を、総論、各論、いいバランスで、1冊の新書にまとめていただいた。
全容と、個々の最新情報が変わりばんこに出ていてて、縄文時代研究の最先端にいるような感覚になる。
縄文時代は、日本各地でのばらつきが激しく、一概に言いにくいのと、大陸側からの流入ルートが複数あったと考えられ、その辺の把握のしにくさがある。
しかし、進んできた発掘から、生活振りは、じょじょに明らかになっており、煮炊きや、食物の保存、季節に応じた食生活などがなされていた。
弥生時代との境界線が難しくなっているが、灌漑式水田稲作を選択的生業構造の中に位置づけた上でそれに特化し、一旦始めれば戻ることなく古墳文化へと連続していく文化と定義づける考え方があるそうだが、まさに単に稲作が始まった時期という単純な説明では切り分けできなくなった。
土偶が多く見つかっているように感じるが、逆にこれだけ発掘が進んできてもこれしか見つからないというのが実感だそうだ。
それだけ、土偶は、まだ作るのが難しかったか、そこまで重要視されていなかったかということになる。
骨のDNA分析から、どのような血縁関係の人が、同じ集落で生活していたかなどもわかってきている。
これからも、新たな発見が続き、新たな進展があることは間違いない。
沖縄で経験した台風を除けば、最悪。
朝から電車が動かず、昼になっても動かず、結局、出勤できなかった。
こればかりは、しょうがない。
本書は、店頭で見つけたが、今年の1月には出ていたようだ。
縄文時代というと、我々が、学生の頃は、完全に有史以前という感じだったが、その後、どんどんと研究が進み、今や、弥生時代と同様の高度な文化もあったのではないかと考えられるようになった。
その様子を、総論、各論、いいバランスで、1冊の新書にまとめていただいた。
全容と、個々の最新情報が変わりばんこに出ていてて、縄文時代研究の最先端にいるような感覚になる。
縄文時代は、日本各地でのばらつきが激しく、一概に言いにくいのと、大陸側からの流入ルートが複数あったと考えられ、その辺の把握のしにくさがある。
しかし、進んできた発掘から、生活振りは、じょじょに明らかになっており、煮炊きや、食物の保存、季節に応じた食生活などがなされていた。
弥生時代との境界線が難しくなっているが、灌漑式水田稲作を選択的生業構造の中に位置づけた上でそれに特化し、一旦始めれば戻ることなく古墳文化へと連続していく文化と定義づける考え方があるそうだが、まさに単に稲作が始まった時期という単純な説明では切り分けできなくなった。
土偶が多く見つかっているように感じるが、逆にこれだけ発掘が進んできてもこれしか見つからないというのが実感だそうだ。
それだけ、土偶は、まだ作るのが難しかったか、そこまで重要視されていなかったかということになる。
骨のDNA分析から、どのような血縁関係の人が、同じ集落で生活していたかなどもわかってきている。
これからも、新たな発見が続き、新たな進展があることは間違いない。