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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

シリーズ古代史をひらく 古代の都

2019年09月11日 | Books
蒸し暑い日が続いている。
早く秋が来て欲しい。



古代史ひらくシリーズ第2弾。
テーマは、古代の都。

期待にたがわぬ、すばらしい内容。
最新の発掘成果なども踏まえて、古代から、平安京までの都の作り、遷都の理由、その時の政治の状況等を立体的に、紐解いてくれる。
流石に、藤原京あたりまでは、資料も少なく、推測の部分も多いが、天皇の私邸から、私邸と政治の場を分離した都に発展していった様子が、描かれる。
そして、中国に張り合うべく、巨大な都を作ろうとして、それが、当時の日本の国力を考えれば、高いレベルで達成できたのに、さらに遷都を繰り返したのは、やはり、政治的な理由が大きかったようだ。
まだまだ、政治的基盤は、不安定だった。

全6巻、楽しみだ。
コメント
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