かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

フランコ酒井さん

2017年11月15日 | Culture・Arts
今日は、フランコ酒井さんのお話しを聴く機会があぅた。
お題は、フランス映画の黎明期から、ヌーヴェル・ヴァーグ。

まず、フランコ酒井さんの素性がわからない。一流、小中高大を卒業され、一流商社に勤められ、めちゃくちゃ博識。
幼少のころフランスにおられ、フランス語堪能というとこまでは、わかったが、その先は、超人。

今日のお題も、太陽がいっぱいぐらいしか知らない私だが、無声時代から、ドロンぐらいまでのフランス映画の歴史を、見事に、語りあげた。
映画会社、技術の向上、脚本の変化、映画の潮流の変化を、1.5時間で、見事にまとめた。
全く知らない世界だが、まさにゼロからスタートの映画の歴史の前半を、語ったという感じ。

チャップリンの映画以前の歴史など知らないし、やはり英語圏の映画に触れる機会が少なかったこともある。

それにしても。

とても充実した夜だった。
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恒例の奈良・京都 その6 伏見稲荷、石清水八幡

2017年11月14日 | Kyoto・Osaka・Shiga ( Japan )



日本で、有名な神社で行けていなかった筆頭は、伏見稲荷だったかもしれない。
今回、やっと行った。



京阪で、京都からすぐ。
外国人の人気ナンバー1だそうだ。



舞殿。この辺は、普通の神社とそうは変わらない。



拝殿。



ここからが伏見稲荷らしい空間。



右側通行。



鳥居というよりは、トンネル。、



鳥居の隙間からの光が美しい。



実は、まだ序の口だった。でも、上まで行く時間もなくここから、引き返すことにした。



伏見稲荷の次は、一度行った石清水八幡へ。
今回は、往復とも、ケーブルカー利用。
地元の人は、車で上まで行ってしまうようだ。



七五三もあり、こちらも大賑わい。



楠正成の楠。
真偽のほどは、定かではないが、立派。



信長塀。
織田信長が寄進したという。
戦いの神様として信仰された。



竹林が多いが、エジソンが、電球を発明した時に、最初のフィラメントとして、ここの竹が選ばれた。



石清水宮。
元は、ここの清水から始まったようだが、訪れる人の少ない。



天王山の戦いの舞台。

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古代の技術を知れば、『日本書紀』の謎が解ける

2017年11月13日 | Books


本書は、本屋で、見つけた。

長野さんの本は、3冊目だろうか。
理系出身で、土木関係の知識が深く、独特の考察が面白い。

本書で、ますます、その特殊性が、極まったように思う。

各地を足で歩いた結果や、地元の人からの聞き取り、古墳など古代の人々の痕跡等から、日本書紀をずたずたにする。
ここまでずたずたは、かなりのものだ。

特に、海洋技術の歴史から、神功皇后の遠征は不可能と断定。日本海側と近畿との交流も、今のイメージほど簡単ではなく、日本書紀に書かれていることは、実は、日本海側で、起こっていたものを、大和で起こったように描いているものだ等々。

各代天皇の業績が記されているが、これは、日本各地でその地の豪族が行った事象を、当てはめていったものだという。

確かに日本書紀以前の記録は、世の中に存在しておらず、いかように描くことが可能であった。かつ、全国に散らばる古代の痕跡を検討すると、かなり日本書紀とのズレは大きい。
これは、関さんの本でもよく言われることだ。
そして、当時の海洋技術、日本海側の古代人の痕跡を勘案すると、大和朝廷の業績のかなりの部分は、日本海側の巨大勢力によるものを、大和朝廷の業績にしたものだと。

このような大胆な切り口からの考察ができるのも、古代史の面白いところ。



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秋の上野

2017年11月12日 | Culture・Arts


今日は、すばらしい秋晴れ。
すばらしい展覧会いっぱいの上野へ。
最初は、北斎とジャャjズム。
北斎の絵がインスピレーションを与えているヨーロッパ(主に、フランス)の作品を比較展示するユニークな展覧会だった。
今まで、明らかだったものもあるし、新発見的なものもあるが、ジャャjズムがなぜ流行したかを説明することを示す資料も含め、たいへん面白い展覧会だった。

ただ、絵の方は、すごい!というものは少なく、まさに題が示すように、北斎がいかに西洋画に影響を与えたかを論説する論文みたいな展覧会と言えるかもしれない。



街中が、展覧会。
この建物は、諸行無常を現わすものというが、この地は、公園になる前は、寛永寺の伽藍が並んでいたという。



桜並木は、今は、紅葉並木。



次に訪れたのは、ゴッホ展。
企画被りという感じだが、ゴッホ展と言いながら、ゴッホの作品への浮世絵の影響を分析するような展示だった。
ただ、こちらは、日本でなかなか見れないゴッホの名画も多く、本当の絵をみたい人には、こちらの方が、お勧めだろう。
ジャャjズムを日本サイドからの切り口で見るか、西洋サイド(この場合ゴッホ)からの切り口で見るかという違いかと思う。



ついでに、池袋でのブリティッシュロックショップへ、立ち寄り。大充実のショップだったが、もうお腹いっぱいなので、今回は、見るだけ。
クリムゾンのショップが珍しく、一番興味が湧いたかな?

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恒例の奈良・京都 その5 当麻寺

2017年11月11日 | Nara ( Japan )
今日は、午前、午後と行事があって、特に、午後の行事が、ヘビーなので、今の内にアップ。



今回は、葛城の道を効率よく回れたので、當麻寺にもお参りすることとした。
駅から、結構あるので、行きは、タクシーで、門まで。



仁王様。
場所がちょっと不便なため、お参りする人はそう多くはないが、中の宝物類はすごい。
都からちょっと奥まっていたため、逆に遺されたということかと思う。



奈良時代の面影を残す本堂。
本尊は、中将姫の刺繍による曼荼羅。
巨大なもので、それを祀る厨子も国宝になっている。



奥の院への楼門と二塔。
奈良時代の塔が二つとも残っているのは、當麻寺だけである。
内一塔は、修復中。
今回は、法隆寺中門、本鴨神社拝殿、本塔と三ヶ所修復中だった。
薬師寺の東塔、興福寺金堂と大工事が続いている。



奥の院の中の曼荼羅も立派。
数多くの曼荼羅が、作られてきたようだ。
単純な染物とか、刺繍ではないそうで、気の遠くなるような手間がかかる手法だそうだ。
同じ手法で、新たに作ったものも展示されていた。



庭も見事。
京都のど真ん中にあったら、すごい人気になるとこだろう。



日本最古の石灯篭。



日本最古の鐘。



相撲塚。
日本最古の相撲をとった神が当地出身という。



中将餅。
タクシーの運転手に教えてもらった。
大人気。
元々中将姫餅だったが、中将餅と姫餅に分かれ、姫餅の方は、行事の時だけ作られるようになったとのこと。



ということで、大充実の一日だった。
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