
今日は、1年振り?の東レパンパシ。
今年は、土日が行けないので、金曜日の準決勝日になった。

本当は、大坂選手目当てだったのだが、残念ながら棄権。
でも、準々決勝だから、日本選手もまだ残っている。

流石に全部見るとたいへんだから、シングルの2戦目から。
ソフィア・ケニン選手とダリア・カサトキナ選手。

ケニン選手が、2セット連取で、勝利したが、途中は、ダリア選手の勢いが強く、一気に逆転するのではないかという局面もあった。
ダリア選手は、シードだから、ランクも上だったのだろう。
テニスは、本当に流れが大事で、実力差は、紙一重。

そして、何と悲しいハプニング。
シングル準々決勝3試合目に出場予定だった石井さやか選手が、腹筋を痛めたということで、急遽棄権。
これは、期待していた試合だっただけにがっかり。
本人もさぞ落ち込んでいるだろう。
5時半までどうするのかと思ったら、今日のダブルス最終戦に出場する4人の公開練習となった。
最終戦大活躍した青山修子選手。

練習を見守る、日本の監督となった杉山選手の厳しい顔。

ジャンケン大会のMCの奈良選手と、土居選手。
昨年は、土居選手の引退セレモニーがあったが、すっきりした表情だった。
動きの激しいスポーツで、体力の消耗は激しい。

5時半からは、今日の目玉のジェン・チュンウェン選手とレイラ・フェルナンデス選手との試合。
ジェン選手は、パリ五輪の金メダリスト。
シード第1位。
フェルナンデス選手もハイランキングだったが、故障で一旦ランキングは落としている。
ジェン選手は、長身ですらっとしているが、サーブ、フォアハンドがやたらに速い。
第1セットは6-0で、そのまま一方的な試合になると思われた。

フェルナンデス選手は、小柄だが、粘り強いテニス。
ただ、第1セットは、一方的で、やや困惑気味だった。
ところが、第2セット、ジェン選手のミスもあり、大復活。
ストロークを左右に振り、ジェン選手のミスも誘った。

結局フルセットの末、ジェン選手の勝利。
最後まで、どっちに転がるかわからない好ゲームだった。
健闘のフェルナンデス選手に拍手。

そして今日の最終戦は、青山修子選手・穂積絵莉選手と、クリスティナ・ブクサ選手・モニカ・ニクレスク選手。
スペイン・ルーマニアコンビは、第4シードで格上。
ただ、ややコンビネーションに難?
青山選手は、とにかく動き周る。
体格的には劣るので、足で稼ぎ、試合の主導権を握った。

穂積選手は、青山選手の指示をひたすら果たそうという感じ。
鋭いストロークも繰り出し、いいコンビ。

べサニー選手は、オーソドックスなテニス。
ただ、日本選手が動き周るので、ちょっとやりにくかったか。

出足で、主導権を握った日本チームだったが、地力で勝るアメリカチームが追い付き試合はタイブレークへ。

タイブレークは、10ポイント選手で、アメリカチームにミスも出て、日本チームが勝利。
デュースも、1ポイント先取の方式で、試合時間短縮が図られていた。

ナイスゲームが続き、楽しい1日だった。