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さくら

2018-04-04 14:34:14 | 17期生のブログリレー
皆さんこんにちは
稼プロ! 17期 永井裕介(介さん)です。

「桜というとあなたは入学式or卒業式、どちらを思い浮かべますか?」
先日見たテレビの話です。
年配になるほど入学式、若くなるほど卒業式をあげます。
理由は、数十年前に比べ桜の開花が1週間くらい早まっているからとのこと。
今年、東京の満開は3月25日頃。
4月4日現在、桜前線は東北を北上中。福島で満開だそうです。

何故早くなったのか?
桜は秋に『休眠』していた芽が冬の寒さにさらされ目が覚めます。
これを『休眠打破』と言い、その後、春になって暖かくなると、どんどんつぼみが膨らんで開花となります。
1月の気温は以前とあまり変わりません。しかし3月の気温が高くなっています。
『休眠打破』後の暖かい気温で、開花が早まっているのです。

もし・・・
冬の寒さが足りないと、『休眠打破』ができなくて暖かくなっても桜が十分に咲かないこともありえます。
今後地球温暖化が進み冬の気温が上昇すると、今は日本列島を南から北上する桜前線が、南と北でほぼ同時期となったり、九州や関東で桜が咲かない状態も考えられるとの気になる予想もあります。

「♫さくら舞い散る中に忘れた記憶と君の声が戻ってくる 吹き止まない春の風あの頃のままで♪・・・ 来る4/22 12:00~中央公園にてお花見を行います。いつもの通り 飲み物、食べ物は各自持参でお願いいたします。4/11現在 坂戸山のオオヤマザクラとソメイヨシノはつぼみが膨らんできました」。
ケツメイシの『さくら』にのせて昨年田舎の同級生からきたお花見の案内メールです(ケツメイシとはやけに若ぶってますけど・・・)。

豪雪地帯出身の私にとって桜というと、入学式でも卒業式でもなく実はゴールデンウイークでした。その開花も確実に早まっています。

40年前。上京した足で訪れた井の頭公園の桜と、それ以上に驚いた人の波。
亡き父と小さかった息子たち。一緒に登山したとき観た残雪の中に咲く山桜。
数年前、ガンで亡くなった後輩を葬儀で見送った後、偶然彼の母校で観た桜。
そして本日、自宅前公園で久しぶりに帰宅した私を迎えるわずかな桜の花びら。
桜を愛でる気持ちと刻まれる思い出。日本人として永遠に残したい文化です。

前述のお花見メールは毎年来ます。本当にありがたいことです。
ただ残念なことにまだ出席したことがありません。
実家の裏の土手づたい。ビール片手に散歩がてら参加し、還暦を迎える(迎えた)おじさん、おばさんたちと、ヒュルリーラ♪ ヒュルリーラ♪と歌いたいものです(と言っても、ほとんど歌詞は知らないのですが・・・)。
コメント (3)
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