こんにちは。瀧澤です。
お昼ごはんを食べ終わってほっと一息。
そんな時、コンビニエンスストアで淹れたてのコーヒーを買うことがちょこちょこあります。
コンビニには缶コーヒーもあるけれど、お値段が変わらないならやはり淹れたて、挽きたてを飲みたいところ。
あの豆を挽くゴゴーッという音を聞いているとなんだか幸せな気持ちになります。
なかでも1番好きなのはセブンイ-レブンのコーヒーです。
セブン-イレブンと言えば、発売当初、コーヒーマシンのデザインがシンプルすぎるくらいシンプルで、使い方やサイズの違いを伝えるために全国の店舗でテプラや貼り紙が乱発?されるという事件がかなり印象的でした。
世界的アートディレクター、佐藤可士和が手掛けたスタイリッシュなデザインが色々台無しに。。
ただ、やはりわかりづらかったのでしょう。
今はだいぶ親切な表記が加えられています。
ちなみに、私は未だにいつもワンクッション考えてボタンを押している気がします。
「間違えてはいけないボタン」ってドキドキしますよね。
さて、このテプラ事件を聞いた時、思い出したのが、以前ウェブサイトの制作に関わっていた時のこと。
上部のメニューバーを英語表記でおしゃれな感じにしたかった私に、プロのデザイナーさんが「日本人は何でも英語にしたがるけど、英語だとどんなに簡単な単語でも脳内で1回変換作業が入ってしまいストレスを感じる」と教えてくれました。
この話はとても納得感があり、その後、ウェブサイトに限らず、英語表記に限らず、誰かに何かを伝えたい時に私の中で大きな指針となった気がします。
脳内変換、というのがキーポイントですね。
わかりやすく、わかりやすく。
呪文のように唱えながら準備した資料やプレゼンテーションが本当にわかりやすくなっているかどうかはイマイチ自信が持てません。
でも、少なくとも「わかりやすくしようと思っている」ことは伝わっていますように、届いていますように。
個人の感覚にも依存するので絶対的なルールが設定できない難しさはありますが、だからこそ心がける価値がある、そう思っています。