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日本酒と小さな酒屋さん

2018-09-23 15:00:00 | 18期生のブログリレー
皆さん、こんにちは!18期生の中津井徹です。

福島県福島市での生活も8月から2年目に入りました。駅前よりも街道沿いにお店が集中するクルマ社会ですが、クルマの運転があまり好きではないので徒歩と自転車での生活です(でも痩せません…)。
さて、福島県で有名なものの1つに日本酒があります。毎年5月に発表される「全国新酒鑑評会」で、福島県は受賞銘柄数日本一の連続年数を史上初の6年連続と記録更新中です。未だに原発事故による根強い風評被害に悩まされている中での快挙として、当日は号外が配られ、駅前などでたくさんののぼりが立てられました。福島県では1993年に職業訓練校「福島県清酒アカデミー職業能力開発校」が開設されましたが、多くの卒業生が酒造りの最前線で活躍していることもその一因といわれています。

アルコールを飲むことができる年齢になってから20年以上経ちますが、日本酒が好きになったのは福島に来てからと言っても過言ではありません。若い頃の飲み会や宴会で悪酔いや重たい二日酔いに悩まされたときはたいてい(安い)日本酒を飲まされたイメージが強くてずっと苦手でした。少しずつ美味しい日本酒を楽しめるようになったタイミングで福島に転勤となりました。
転勤してすぐに紹介された地元の家族経営の酒屋さん(自ら「小さな酒屋」とうたっています)に頻繁に通い、薦められる銘柄を四合瓶で買っていろいろと飲み比べていくうちにすっかりハマってしまっています。
福島の銘柄といえば、全国的には「飛露喜」「写楽」などが有名ですが、地元の酒屋さんではほとんど目にしたことがありません。この酒屋さんでも福島県を中心に小さな酒蔵さんと信頼関係を構築していて、季節ごとに「無濾過」「中垂れ」「吊るし」「生原酒」「にごり」などいろんなタイプの日本酒を販売しています。ワインも福島県のワイナリーのものを取り扱っています。
また、毎月開催される「酒を味わい酒を楽しむ会(酒味酒楽会)」にも参加させてもらえるようになりました。日本酒の会の場合は一つの酒蔵さんを取り上げて複数のお酒の利き酒をしています。日本酒の大ベテランの方々のお話を聞いたり、その場で熱燗やぬる燗にしたのを飲ませてもらったりと楽しいひと時です(温めただけなのに燗酒にすると味が大変化!)。

マーケティングで勉強した「個性化力-こだわりの品揃え」「地域密着力-地元志向」「対面販売力-顧客との会話によるコミュニケーション」のお手本のようなお店で、ブログや会話の中で「3代目」「4代目」が頻繁に登場し、事業承継も出来ているようです。本当に小さな酒屋さんですが、ネットで全国に販売しており、前述の「酒味酒楽会」に東京や九州から参加される方もいて、少数ながらも全国にも顧客がいらっしゃるようです。

このブログを22(土)に書いていますが、今月の「酒味酒楽会」の日にあたり、「アサヒビール」の会でいくつかの銘柄を飲み比べます。
コメント (6)
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