こんにちは。
19期生の廣瀬達也です。
新年あけましておめでとうございます。
皆様、年末年始をいかがお過ごしでしょうか。コロナ禍2回目の新年。昨年よりはすこし「動ける」ようになったような…。
さて、みなさん、耳にしたとたんに「『あの頃』がよみがえる曲」ってありますか?
場合によっては「想い出の曲」とも言えるかもしれません。青春時代(いや、今もまだバリバリ青春だ。という方もいらっしゃいますよね)に好きだった名曲とかいろいろあるのではないでしょうか。
私自身、最近はすっかり忘れていたのですが、昨年末、近所のジャズ喫茶主催の「青春の影」なるライブ(50over世代の青春を思い出させてくれる選曲、具体的には懐かしの昭和J-POPたち、という素敵なライブでした)をオンライン視聴したところ、その「『あの頃』がよみがえる曲」に出くわしました。
ボーカルの人が曲紹介で「この曲の魅力はイントロなんです!」と力説して始まったイントロ聞いとたん。「あぁ」と思わずつぶやき、(拳を振り上げつつ?)、いろいろ記憶がよみました。
その曲はハウンドドックの「ff(フォルテシモ)」です。
https://www.youtube.com/watch?v=vMkCI5LaqDE
よみがえってきたのは、新入社員時代の記憶です。今で言うバブル時代なのでそれなりに世の中の空気は右肩上がりでした。それでも、希望だけでなく不安にも揺れ動いていた入社式、新入社員研修、そして配属でした。
新卒入社の今の会社の新入社員研修(三重県鈴鹿市にある宿泊設備付き研修所に2カ月間篭るという今ではあまり見られないようなスタイルでした)で、何かと同期で集まったとき(研修所内にお酒飲める施設あった)に唄っていた曲でした。曲の勢い自体で「気持ちが上がる」はもちろんこの曲の魅力です。それに加えて、東京、東海、北陸という複数地区からの新入社員が集まり、研修後はそれぞれの地区に配属されるという環境だったので、2番の始まり歌詞
「遠く離れていても分かり合える。わずかなぬくもり分かち合ったように」
あたりにグッとくるものもありました。
コンピュータについてまったく知識がないにもかかわらず、私立大法学部からうっかりITベンダーに入社してしまった私は入社以来自分のコンピュータ知識のなさ(具体的には新入社員研修での情報関連筆記試験で0点取ってしまう悲惨さです)に苦しんでいました。悩みながらも周りに支えてもらいながら、生き延びてきました。そして、現在もその会社にいます。
いわゆる、「終身雇用制度」を驀進中とも言えます。
さすがにいい年齢(人により役職定年とかになる年齢)となっているので、独立したり、転職したり、卒業した同期も少なくありません。自社のホームページの役員一覧を見ると、「なるほど、同期で一番の出世は○○くんだったか…」と「サラリーマン的出世答え合わせ」(もちろん「正解」は人それぞれ)ができる状況にもなってきました。30年以上働いていると、辞めることを考えたことがないわけではないですが、残ることを選択し続けました。社内公募制度で異動したり、出向したり(現在も出向中です)も織り交ぜながら…。
終身雇用制度の驀進は、今の時代にはちょっと合わなくなりつつあるかもしれません。それでも、これはこれで自分の選んだ道であり、自分にとっては妥当な選択と考えています。
診断士合格した5年前から、診断士としてこの稼プロはじめ、さまざまな機会でいろいろ学びを得ていることは事実です。しかし、社会人として、ビジネスパーソンとして、の始まり、そして30年以上の間いろいろ学ぶ機会をもらってきたのは今いる会社です。
(現在もITベンダ社員のわりにITには弱いですですが…)
2022年の(診断士だけでなくいろいろな)活動を進めるにあたり、いまいちど30年以上会社員として過ごしてきた自分の経験からの学びも拾い集めて、使えるものは上手く活用していきたい。そんなことをこの新年に考えました。
あらためまして本年もよろしくお願いします。
いきなりB面ですが、A面は別リレーブログのコチラ↓です。