こんにちは。21期生の小林です。前月の講義から診断実習が始まり、事前準備でいろいろなことを学んでおります。
今回は飲食店が診断の対象になるので、参考資料である東京商工会議所『飲食店経営ハンドブック』等を読んでいますが、飲食店の見方が深まるように感じています。
もともと、私は飲みに行くのが好きで、コロナ前は飲み会に度々行っていましたが、コロナ禍になってからは、近隣の今まで行かなかったようなお店に1人で飲みに行くことが多くなりました。(もちろん、お酒が大丈夫な時期のみです。)
1人でビールや日本酒を飲みながら、好きなツマミを選んで食べるのは至福の時間ですが、いろんなお店に行く中で、「居心地のいいお店とは何だろう?」と考えたりしていました。今回、飲食店の経営の見方を知ることで、具体的な考え方を知ることができたように思います。
例えば、お店の「コンセプト」が大事だということ。誰にどんな飲食と空間を提供したいか。特色があり、お店の方も意欲を持っていると感じられるお店は、やはり魅力があると感じます。客側としても、「日本酒をがっつり飲みたいときはこの店」、「ゆっくり過ごしたいときはこの店」、「軽く飲みたい時はこの店」という頭の中のリストがあり、その中に入るお店になれるかが大事と感じます。
また、「気配り」も大事な点と思います。1人で飲んでいると、注文したくてもタイミングがない状況になったりしますが、お店の方が全体を見て気配りしてくれているお店だと気づいてくれるので安心します。
「環境が落ち着く、キレイである」ことも重要かと思います。キレイで落ち着ける空間が整えられていて、トイレ等もキレイであると、お店での快適さ満足度も上がると感じます。
上記は氷山の一角ですが、『飲食店経営ハンドブック』では50項目の経営チェックシートが付いていて、どの項目も重要と思われるものでした。飲食店を診るのも非常に多様な視点があることを認識しました。今回の診断実習で、飲食店の見方を広げて深めて、お店に貢献できればと思っています。
以上