23期生の永岡伸一です。元日の能登半島沖地震や2日の羽田空港事故など痛ましい災害や事故が起きてしまいました。被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。
さて初詣や仕事始めに神社に行かれた方も多いのではないかと思います。私は埼玉県秩父市にある秩父神社に行ってまいりました。関東でも屈指の古社の一つで、現存する社殿は徳川家康が寄進したものだそうです。この社殿には様々な壮麗な彫刻が施されております。その一つに「お元気三猿」という彫刻があります。有名な日光の東照宮の三猿は「見ざる、言わざる、聞かざる」を表しています。秩父神社のお元気三猿は「よく見て、よく聞いて、よく話す」と非常にポジティブです。稼プロ!の活動にも通じていますね。社殿の右側に彫られた彫刻ですが、今年の成長を祈願して参りました。
年末年始のシーズンは神社がインスタグラムなどで、限定御朱印やお祭りなどの写真、境内の様子などを発信します。限定御朱印も様々です。歴史上の人物や季節の花のイラストを添える。干支にちなんだ御朱印などがあります。御朱印めぐりが趣味の私にとって、大変ワクワクする時期になります。
年末には埼玉県蕨市にある塚越稲荷神社に行きました。宮司さん自身、御朱印集めが趣味だそうです。その延長で自分も始められたことを伺いました。近所の方が芋版をどんどん作ってくれるそうです。誕生日用、結婚記念日用、干支用、星座用など、記念日ごとに判子が作られています。記念日目当てに常連さんが来て会話するのが大好きなのだそうです。「でも女性の皆さんには干支より星座のほうが人気あるね。年齢がわかっちゃうからかもね。日付とか入るし。」と楽しそうに話されていました。住宅街にある閑静な神社ですが、人の輪が広がっているお話を聞いていて嬉しくなりました。
普段は元旦か七五三くらいしか縁のない神社ですが、新しい切り口で存在をアピールし、参拝客を呼び込んでいることがビジネス的な視点からも面白いと感じ、様々な気づきもあります。
今年も感謝を忘れずに頑張ってゆきたいと思います。みなさま、今年もよろしくお願い致します。