17期の荒井です。
前回のブログに書かせていただきましたが、4月20日にプロボノ集団JBS月例会において、「中小企業診断士とは?」という題目で1時間強プレゼンテーションを行いました。その結果報告です。
内容は自己紹介に始まり、独立の経緯と現状報告、顧客である中小企業の現状について、その後に中小企業診断士の概況(診断士資格が「独占業務」がない資格であること、資格の難易度、診断士の年齢層等々「データで見る診断士」)、今後の目標、という流れで行いました。弁護士・税理士などの他の士業の方々、経営者の方々にも聞いていただくことができて、とても良い経験をさせていただいたと思います。
プレゼンで、「中小企業診断士は独占業務がありません」と説明したところ、何故かウケていました。月例会後の懇親会では「独占業務」が流行語となり、他の士業の方々へ対して「○○先生はいいですね、独占業務があって儲かって」といったような冗談が飛び交っていました。
経営者の方には「実は診断士を目指していました、けど、途中で自分の性格と合わないと考えてやめました。」と打ち明け話?をされる方がいらっしゃいました。他にも1名断念された会員がいて、思ったより知名度・周知度があるようでした。
診断士業務への関心度については、質疑応答時の質問数がかなりの数にのぼりました(講演の内容がおかしかった訳ではない、と言っておきます)ので、高いと感じました。内容は、フィーの決め方や、補助金についてなども含め、様々でした。
その中で、ありがたいアドバイスもいただきました。マーケティングの専門家の方からは、荒井の経歴には差別化要因があり、それをもっとわかりやすく強調すべき、とのご意見をいただきました。
弁護士の方からは、我々に対する苦言として、診断士の人はフレームワークなどの分析は得意だが、ただの分析で終わってしまい、今後の具体的方法については教えてくれないで逃げてしまう人も多い、その点、気をつけて欲しい、との意見をいただきました。
ご自分の弁護士としての体験に基づいた発言なので刺さりますね。困っている支援先へのアドバイスは、問題点の提示だけではなく、具体的な問題解決方法を示さなければ有効ではないとの指摘です。
このような親身のアドバイスをいただけただけでも、今回のプレゼンは意義のあるものでした。
慣れないことで、疲れましたけど。