この年末の時期にご婦人用自転車のタイヤの交換をしています
少し寒いですが屋外での作業 今回はパナレーサーのタイヤを
初めて使ってみます


夜の暗闇で空気を入れていたらチューブが破裂
明るくなってから見たらタイヤも破裂していたと
言う処から物語は始まっています 前回に後輪を
外していますので これからタイヤを入れ換えましょう



古いタイヤのチューブのバルブを外します
タイヤとチューブが引っ付いている事が有るので
バルブを奥まで押し込み タイヤとの縁を切って
やります


ホイールからタイヤを外します タイヤレバーと言う
工具を 2本使います まずリムとタイヤの間にレバーを
差し込みタイヤのビート(端)を持ち上げる様にレバーを
返します


二つ目のレバーを最初の所から少し間隔を開けて
同じ様に使います 徐々に間隔を拡げて行けば
後は手で外せる様になります


タイヤとチューブが外れました やって見れば結構
簡単に外れますよ ただチューブを再利用する場合は
タイヤレバーでチューブに傷を付けない様に気を付ける
必要が有ります



ホイールのリムの状態を確認します リムにはチューブに
傷が付かない様にリムテープ(フラップ)を巻いていますが
それが劣化して切れています 他に問題がないか全体を
ウエスで拭きながら点検しましょう


これもリムテープと用途は同じですが ビニールテープの
様に粘着テープになっています これは便利です


粘着テープをリムの内部に一周するのも当然 OK ですが
私は補修用として使っています 先程の黒いフラップを
テープで張り付けています


タイヤを入れる準備が出来ました タイヤを用意します
今回は初めて買ったタイヤです Panaracer パナレーサー
耐摩耗軽量タイヤ スーパーハードと言う商品です
どの様なタイヤなんでしょう タイヤ選びには規格が
大切でパッケージには W/O 26×1 3/8 と書かれています
価格は1580円
W/O リムの構造でロードバイクでクリンチャーと言いますが
それも W/O (Wired On)です 26はタイヤの直径
1 3/8 これはタイヤの巾をインチで表しています

袋からタイヤを出してみました 今迄一般車のタイヤは丸い状態で売られていましたが
この様に折り畳んでいるのは初めて触りました 思っている以上にトレッドが深く
とても手触りが柔らかなタイヤです


ではホールにタイヤを入れましょう 従来のタイヤだと
タイヤの内側に有る 2本のビートが金属でしたがこれは
アラミド繊維と言う物が使われているらしく とても柔らかく
扱い易いですね

畳んでいたタイヤを拡げ タイヤの両方に有るビートの
片方をリムにはめ込みます この作業は何の苦もなく
誰でも出来ると思います


今回はチューブも交換します こちらもパナレーサーの
物を選びました 750円程度です やはりタイヤと同じで
規格に注意して選びます

このチューブに使われているバルブに特徴が有ります
英式ですが楽々バルブと書かれています
虫ゴム不要 空気入れが楽々!
虫ゴム弁式バルブより 空気入れが楽々!
虫ゴムが無いので メンテナンスが楽々!
印刷図を見れば思い当たるものが有ります


チューブに取り付けて有ったバルブの虫を外してみます


以前私のブログでもご紹介した 100円均一で売っている
スーパーバルブと同じ構造です こちらの方は普通のバルブの
10倍長持ちと書かれています

先程のバルブは構造的には面白いのですが
以前の記事に頂いたコメントで 空気圧が高い間は
空気漏れも無いのですが低圧になると漏れやすいバルブです
と言うのが有りました 内部から内圧で小さな弁を押し上げる
構造ですから納得出来ます 普段の空気圧管理が行き届かない
この様な自転車には 写真の従来の虫ゴムの方が良い気がします


今回は折角ですが古いチューブに使われていた虫のゴムを変え
こちらを使う事にします
私が乗る自転車で有れば付いていたバルブをそのまま使いますが
使う人や環境に依って使う物を選べば良いですね ちなみに
100円均一のスーパーバルブは使い続けた後輩が 7ヶ月で駄目に
なりましたと報告をくれています


すみません与太話しが長くなりました 新しいチューブを
タイヤの中に入れましょう 片方のビートを持ち上げバルブを
リムの穴に入れます

ここでバルブの小物を組み付け空気を入れれる状態にします
根元から順番に リムナット、虫(ブランジャー)、袋ナットです



チューブに少しだけ空気を入れます 軽く丸くなる程度で
O.K です 入れ過ぎはこの後の作業をやり難くします


チューブをタイヤ内のリムの上に置いて行きます
この作業はホイールを寝かせた方がやり易いですね


タイヤを嵌めて行きます 私はバルブの方から始めますが
ここを最後に残す人も居る様です


バルブを中心に左右均等にタイヤのビートをリムに
嵌めて行きます チューブのバルブがいがまない様に
注意して下さい

有る程度はまった頃にバルブを奥に押し込んで
チューブがビートとリムに挟まれていないか
確認します この確認作業は何度しても良いですよ


バルブの反対側に来ました 最後の部分は手だけで
入らないと思います


タイヤレバーを使いましょう レバーをタイヤのビートと
リムの間に差し込み持ち上げます チューブを挟まない様
充分注意して下さい


固かった最後の部分もレバーを使えば綺麗に入ります
慣れれば手で入る様になりますが、あまり無理をする
事もありません


チューブが噛んでいないか確認します バルブ部分は
バルブを押し込み、その他の部分はタイヤをこねてリムの
エッジ部分を目視で確認します この作業はとても大切
です チューブが噛んだまま空気を入れると間違いなく
チューブは破裂します


ここで空気を使用圧まで入れます今回は
5.5kg/cm2入れました 日常でも空気圧が少ないと
チューブがタイヤ内で皺になったり タイヤのサイドに
ヒビが入ったりするので面倒でも空気管理は怠らないで
やりましょうね 最低2週間に一度です


バルブの仕舞いです 根元のリムナットは手で奥まで
締め込みます、道具は使わなくて結構です



バルブの袋ナットもしっかりと締め 写真は載せませんが
虫の穴に唾を付けて空気漏れが無い事を確認します
最後にゴムキャップをして完了です

これで新しいタイヤ、チューブの入れ換えが終わりました ロードバイクに良く使われる
クリンチャーと呼ばれるタイヤもする事は全く同じです ただロードには仏式(フレンチ)
と言うバルブを使うのが違う処です
今回のスーパーハードと言う商品はパナレーサーのWeb サイトを見ても載っていません、
ホームセンターで良く買うW/Oのタイヤはトレッドも固く、余り褒められてものでは
有りませんが 今回のタイヤは腰もしなやかでとても良い雰囲気を持っています
ただ重量も有り重心が高い今回の様な自転車には、少し安定性に欠けるかも
分らないですね でも2~300円の価格差なら今度からこちらを選ぶ事になりそうです
その位ホームセンターの廉価版より良いタイヤだと思います 次は後輪をフレームに
戻して完了です
前回の作業 【 自転車 年末のタイヤ交換 後輪を外す 】
次の作業 【 婦人用自転車 タイヤ交換完了 】
少し寒いですが屋外での作業 今回はパナレーサーのタイヤを
初めて使ってみます


夜の暗闇で空気を入れていたらチューブが破裂
明るくなってから見たらタイヤも破裂していたと
言う処から物語は始まっています 前回に後輪を
外していますので これからタイヤを入れ換えましょう



古いタイヤのチューブのバルブを外します
タイヤとチューブが引っ付いている事が有るので
バルブを奥まで押し込み タイヤとの縁を切って
やります


ホイールからタイヤを外します タイヤレバーと言う
工具を 2本使います まずリムとタイヤの間にレバーを
差し込みタイヤのビート(端)を持ち上げる様にレバーを
返します


二つ目のレバーを最初の所から少し間隔を開けて
同じ様に使います 徐々に間隔を拡げて行けば
後は手で外せる様になります


タイヤとチューブが外れました やって見れば結構
簡単に外れますよ ただチューブを再利用する場合は
タイヤレバーでチューブに傷を付けない様に気を付ける
必要が有ります



ホイールのリムの状態を確認します リムにはチューブに
傷が付かない様にリムテープ(フラップ)を巻いていますが
それが劣化して切れています 他に問題がないか全体を
ウエスで拭きながら点検しましょう


これもリムテープと用途は同じですが ビニールテープの
様に粘着テープになっています これは便利です


粘着テープをリムの内部に一周するのも当然 OK ですが
私は補修用として使っています 先程の黒いフラップを
テープで張り付けています


タイヤを入れる準備が出来ました タイヤを用意します
今回は初めて買ったタイヤです Panaracer パナレーサー
耐摩耗軽量タイヤ スーパーハードと言う商品です
どの様なタイヤなんでしょう タイヤ選びには規格が
大切でパッケージには W/O 26×1 3/8 と書かれています
価格は1580円
W/O リムの構造でロードバイクでクリンチャーと言いますが
それも W/O (Wired On)です 26はタイヤの直径
1 3/8 これはタイヤの巾をインチで表しています

袋からタイヤを出してみました 今迄一般車のタイヤは丸い状態で売られていましたが
この様に折り畳んでいるのは初めて触りました 思っている以上にトレッドが深く
とても手触りが柔らかなタイヤです


ではホールにタイヤを入れましょう 従来のタイヤだと
タイヤの内側に有る 2本のビートが金属でしたがこれは
アラミド繊維と言う物が使われているらしく とても柔らかく
扱い易いですね

畳んでいたタイヤを拡げ タイヤの両方に有るビートの
片方をリムにはめ込みます この作業は何の苦もなく
誰でも出来ると思います


今回はチューブも交換します こちらもパナレーサーの
物を選びました 750円程度です やはりタイヤと同じで
規格に注意して選びます

このチューブに使われているバルブに特徴が有ります
英式ですが楽々バルブと書かれています
虫ゴム不要 空気入れが楽々!
虫ゴム弁式バルブより 空気入れが楽々!
虫ゴムが無いので メンテナンスが楽々!
印刷図を見れば思い当たるものが有ります


チューブに取り付けて有ったバルブの虫を外してみます


以前私のブログでもご紹介した 100円均一で売っている
スーパーバルブと同じ構造です こちらの方は普通のバルブの
10倍長持ちと書かれています

先程のバルブは構造的には面白いのですが
以前の記事に頂いたコメントで 空気圧が高い間は
空気漏れも無いのですが低圧になると漏れやすいバルブです
と言うのが有りました 内部から内圧で小さな弁を押し上げる
構造ですから納得出来ます 普段の空気圧管理が行き届かない
この様な自転車には 写真の従来の虫ゴムの方が良い気がします


今回は折角ですが古いチューブに使われていた虫のゴムを変え
こちらを使う事にします
私が乗る自転車で有れば付いていたバルブをそのまま使いますが
使う人や環境に依って使う物を選べば良いですね ちなみに
100円均一のスーパーバルブは使い続けた後輩が 7ヶ月で駄目に
なりましたと報告をくれています


すみません与太話しが長くなりました 新しいチューブを
タイヤの中に入れましょう 片方のビートを持ち上げバルブを
リムの穴に入れます

ここでバルブの小物を組み付け空気を入れれる状態にします
根元から順番に リムナット、虫(ブランジャー)、袋ナットです



チューブに少しだけ空気を入れます 軽く丸くなる程度で
O.K です 入れ過ぎはこの後の作業をやり難くします


チューブをタイヤ内のリムの上に置いて行きます
この作業はホイールを寝かせた方がやり易いですね


タイヤを嵌めて行きます 私はバルブの方から始めますが
ここを最後に残す人も居る様です


バルブを中心に左右均等にタイヤのビートをリムに
嵌めて行きます チューブのバルブがいがまない様に
注意して下さい

有る程度はまった頃にバルブを奥に押し込んで
チューブがビートとリムに挟まれていないか
確認します この確認作業は何度しても良いですよ


バルブの反対側に来ました 最後の部分は手だけで
入らないと思います


タイヤレバーを使いましょう レバーをタイヤのビートと
リムの間に差し込み持ち上げます チューブを挟まない様
充分注意して下さい


固かった最後の部分もレバーを使えば綺麗に入ります
慣れれば手で入る様になりますが、あまり無理をする
事もありません


チューブが噛んでいないか確認します バルブ部分は
バルブを押し込み、その他の部分はタイヤをこねてリムの
エッジ部分を目視で確認します この作業はとても大切
です チューブが噛んだまま空気を入れると間違いなく
チューブは破裂します


ここで空気を使用圧まで入れます今回は
5.5kg/cm2入れました 日常でも空気圧が少ないと
チューブがタイヤ内で皺になったり タイヤのサイドに
ヒビが入ったりするので面倒でも空気管理は怠らないで
やりましょうね 最低2週間に一度です


バルブの仕舞いです 根元のリムナットは手で奥まで
締め込みます、道具は使わなくて結構です



バルブの袋ナットもしっかりと締め 写真は載せませんが
虫の穴に唾を付けて空気漏れが無い事を確認します
最後にゴムキャップをして完了です

これで新しいタイヤ、チューブの入れ換えが終わりました ロードバイクに良く使われる
クリンチャーと呼ばれるタイヤもする事は全く同じです ただロードには仏式(フレンチ)
と言うバルブを使うのが違う処です
今回のスーパーハードと言う商品はパナレーサーのWeb サイトを見ても載っていません、
ホームセンターで良く買うW/Oのタイヤはトレッドも固く、余り褒められてものでは
有りませんが 今回のタイヤは腰もしなやかでとても良い雰囲気を持っています
ただ重量も有り重心が高い今回の様な自転車には、少し安定性に欠けるかも
分らないですね でも2~300円の価格差なら今度からこちらを選ぶ事になりそうです
その位ホームセンターの廉価版より良いタイヤだと思います 次は後輪をフレームに
戻して完了です
前回の作業 【 自転車 年末のタイヤ交換 後輪を外す 】
次の作業 【 婦人用自転車 タイヤ交換完了 】
今回のスーパーハードオリタタミWO26インチは530gで、この中では最軽量です。おっしゃる通りトレッドがやわらかくて動きが大きいので、走るとぐにゃぐにゃする感じがありますね。
スーパーハードオリタタミ27インチは560gなので、パセラブラックスの27インチ1-1/8(幅28mm500g)よりは重いですが、1-1/4(幅32mm610g)よりは軽いです(走行感は軽くないですが)
http://panaracer.co.jp/lineup/urbantouring.html
東京ではホームセンターで売ってるのをみたことがありません。上野の小島商会というショップで買ったのですが、店主いわくDIY派の人がワイヤービードだと持って帰るのが大変ということで置き始めたそうです。
貼って頂いているパナソニックのサイトは私も確認していましたが 写真が載っていないので量販店向けの商品かと思っていました
PDF のスペックチャートに有るスーパーハード オリタタミと言うのが品番も一致し今回記事にした商品に間違いなさそうですね
実用車のタイヤは丸い物だと思っていましたがこの様に折り畳めるのはとても良い事ですね
ただタイヤを入れた後、ビートがリムに上手く収まっていない処が有り
低い空気圧の間に手で全体を馴染ませてやる工程を加えた方が良さそうです
これは今迄のスチールのビートでは経験した事が無い症状でした
コメントと情報を有難うございました
スーパーバルブについてですが、先端ゴム式(MPプランジャー)の評判はどうですか?ダイソー等でも買える先端十字タイプ(スペシャルバルブ)よりトラブルが少ないようです。
ブリヂストンとミリオン名義で売ってる「スーパーバルブ」は先端ゴムタイプです。シュワルベの「英式バルブコア」も構造はいっしょですね。先端のゴム弁はバネで閉じるようになっているので、チューブ内圧で弁を閉じる十字タイプより漏れにくいのでしょうか。十字タイプはプランジャー内壁と弁が広い面積で接触しているのも弁固着の原因になりそうですね。
今思い出しましたが、MPプランジャーはkinoさんが紹介されていた競輪バルブと同じ構造でしたね。http://blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/014695a79430686e29f422f0ed646d39
バネを使うタイプの物は良いと思いますが その価格をみるとおおむね 1ペア 4~500円 それを700円程度のチューブに使うのも少し勿体無い気がします
それであれば長い実績が有り特に不便を感じない、従来の物で良いと思ってしまいますね